7月26日の7周年当日に手を振る《伊予灘ものがたり》 | 車内販売でございます。

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「伊予灘ものがたり」は、2014年7月26日から運行開始しました。

7周年記念運行は、ちょうど7周年となる2021年7月26日が平日のため、7月18日に予定されていました。

ところが豪雨の影響で、2本目の双海編の途中で運転打ち切りになってしまい、

松山駅での記念式典は中止となってしまいました。

詳しい記事はこちら↓

 

しかし、

7月26日のちょうど7周年の平日にも、沿線の住民を乗せて、「伊予灘ものがたり」が運行されていたのです。

お手振りなどの「おもてなし」をしてくれている沿線の人たちに、JR四国から感謝の気持ちを込めて、乗っていただくというわけです。もちろん一般の客は乗車できない団体扱いです。

公表された内訳はこうなっています。

 「大洲編」34名・・・上灘地区、下灘地区、喜多灘地区、出石地区、白滝地区

 「双海編」48名・・・五郎地区

 「八幡浜編」46名・・・八多喜地区、大洲地区、八幡浜地区

双海編に乗る五郎地区は、特に多くの人が手を振るため五郎地区48人で貸し切りとなります。

ここで、ふと気づきました。

五郎地区の御一行様48人が乗った「双海編」が、五郎駅を通るときには、手を振る人はいなくなるなぁ。

1週間前の7月18日にも、豪雨の中で濡れながらお手振りをしてくれた五郎駅のみなさん、ホントに感謝しています。

何か、できることをしたいと思いました。

だったら、五郎地区の皆さんが乗った「双海編」を、私が五郎駅で待ち受けてお手振りしよう!

いつもは「五郎駅の人がホーム、私が車内」ですが、「私がホーム、五郎駅の人が車内」になるのです。

ちょうど逆の立場になるのも、面白そうです。

 

 

【1】松山駅で「大洲編」を見送り

松山駅で「大洲編」を見送ります。

電光表示は「団体」となっています。

伊予上灘駅、下灘駅などで歓迎してくれる方々に手を振ります。

 

【2】五郎駅に着く

五郎駅まで伊予大洲経由で先回りしました。

五郎駅でお手振りしようと、同じ列車で私を含めて3人の伊予灘ファンが降りました。

五郎駅は静まり返っています。

地元テレビ局のカメラマンも来ました。

 

【3】大洲編が来た

大洲編が来る前に、JR四国の関係者が自動車でやってきました。

下灘駅や伊予上灘駅で普段は手を振ってくれる人たちが、列車の中にいるわけですから、

「お手振りスポット」何か所かに、自動車で移動して手を振るのです。

誰が自動車で来たかというと、現役のアテンダントと、元アテンダントです。

何年か「伊予灘ものがたり」のアテンダントを務めて、現在は他の部署にいる人に手を振ってもらうのです。

地元の人は7年前からずっと手を振ってくれている人が多いので、元アテンダントから歓迎されたら非常に嬉しいハズです。

アテンダントさんが記念撮影です。

ちなみに中心の方は、JR四国の半井会長です。観光列車の運転に尽力された方です。

たぬきの帽子をかぶっています。たぬき駅長さんの代わりで、さすがです。

アテンダントOGと久々に会えて、私を含めた伊予灘ファン約5人はテンション上がりました。

 

【4】双海編で手を振る

五郎駅の人を乗せた双海編が、やってきました。

半井会長は、積極的に手を振ります。

私はホームで大きな手を振りました。

たぬき駅長さんにも、ホームから手を振りました。

手を振るのが目的ですので、撮った写真は少ないです。

私を含めた伊予灘ファンは、追いかけて走りました。

特に今日は徐行しましたので、容易に追いつきます。

アテンダントさんたちも、双海編を追いかけました。

五郎駅の人も、大きく手を振っているのが見えます。

素敵な光景を見させていただきました。

アテンダントさんたちJR四国の人たちは、次の場所で手を振るために、自動車で向かいました。

私は列車で松山駅、そして次の千丈に向かいました。

 

【5】千丈駅前のガソリンスタンド

八幡浜編のお手振りは、千丈駅前のガソリンスタンドにしました。

今まで何十回も、手を振ってくれたガソリンスタンドです。

列車から見ると、こう見えます↓

JR四国のアテンダントはじめ社員さんに、一部伊予灘ファン、さらには五郎駅の子だぬきちゃんも加わりました。

地元で普段から手を振る方々が乗客ですので、非常にお手振りの反応が良いのは良いですねえ。

 

【6】まとめ

「伊予灘ものがたり」の魅力は、素敵な車両、伊予灘が望める景色も大きいです。

名店のシェフによる料理も魅力です。

でも最大の魅力は、沿線の人&アテンダントさんによる「おもてなし」だと思います。

7周年で、車両が入れ替わるこの時期に、沿線の人たちを招いて貸し切り列車を運転したのは、素敵な取り組みだと思います。

この機会に、感謝の気持ちをこめて、手を振り返せたのは伊予灘ファンのひとりとして幸せです。

 

まあ実際は、7月25日に乗りに来て、翌日26日が偶然仕事が休み。

そして4連休最終日の夜の飛行機代はメチャ高い、翌日はジェットスターで成田まで7000円台で安いという事情もったんですけどね。