秘境駅で降りてみた①

約3年前に訪問した田本駅
この駅は日本有数の秘境駅だ
牛山氏の秘境駅ランキングでは、第5位となっている

↑ 田本駅駅名標


田本駅の特徴をいくつか挙げてみる


1)小さな駅舎がある

この駅舎の中には、2人くらいが座れるベンチと駅ノート、時刻表がある

とてもシンプルな構造となっている

因みに、この駅には元々トイレは設置されていないので、下車する前に車内等でトイレを済ませることを推奨します

↑ 田本駅駅舎


2)駅の両側にトンネルがある

トンネルに挟まれていることで秘境度が増している

↑ 飯田寄りにあるトンネル


3)ホームの幅が狭すぎ&断崖絶壁

正確に測定したわけではないが、ホームの幅はだいたい50cmくらい

さらに、「黄色い点字ブロックの内側へ」となると、約30cmを切るような狭さ

そして、駅の目の前は、崖、線路を越えた先も崖でその下には、天竜川が流れる


4)車道へは徒歩約20分(らしい)

私は、車道(長野県道1号線)まで実際歩いたわけではありませんが、多くの情報源(抽象的すぎてすみません)によると、徒歩約20分だそうだ

駅の中部天竜寄りには狭い階段があり、まるで登山道のようだ

だが、この道を通る以外、駅から出ることは不可能

階段を登ったところに、田本駅全体を見渡せるspotがある

↑ 田本駅全体像

ここから少し歩くと分かれ道になっていて、右に行くと天竜川、左に行くと長野県道1号線へと出る


↑ 田本駅時刻表(2018年3月17日改正版)※現在、このダイヤで運行されているとは限らないので、訪問する際は、時刻表等で必ず確認して下さい


<田本(たもと)駅基本情報>

開業日:1935(昭和10)年11月15日

キロ程:豊橋から104.2km

隣の駅:飯田・岡谷方面→門島(かどしま)

            中部天竜・豊橋方面→温田(ぬくた)

所在地:長野県下伊那郡泰阜村田本

駅所有社:東海旅客鉄道(JR東海)

路線名:飯田線

飯田駅管理の無人駅


撮影日:2018/8/7

撮影場:飯田線田本駅(長野県下伊那郡)

田本駅の位置はこちら(by Google map)