鉄道旅 〜 早岐→千綿 | なすの258号のブログ

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鉄道のことを中心に書こうと思います。



肥前山口から佐世保線に乗り換えて、早岐に着きました。


早岐からは、大村線に乗り換えます。
そして、今回の鉄道旅のメインディッシュになります。

九州の鉄道路線は、JR線や私鉄、地下鉄、路面電車、モノレールを含めて、全て制覇できました。

その時は、乗りつぶしがメインでしたが、今回は今まで乗ってきたなかから、車窓がとても良かった大村線にスポットを当て、列車を撮り歩きたいと思います。

大村線の列車をホームで待っていると、車両基地のピットの中に、“或る列車” の姿を見ました。

実物を見たのは、これが初めて。
JR九州のキハ47も、肥薩線の“いさぶろう・しんぺい号” “かわせみ・やませみ”。指宿枕崎線の“指宿のたまて箱”など、様々な改造を施しています。この“或る列車”も、キハ47の外見は残しつつも、かなり改造されていて、その変貌ぶりには、驚かされます。


さて、早岐に入ってきた、長崎行きの列車は、 “YC1系”。
今まで走っていたキハ66や、キハ200は、大村線から去り、YC1系の独壇場になっていました。


このYC1系は、ディーゼルエンジンを持ちながらも、電車のモーターや制御機器も搭載された、ハイブリッドディーゼル。

車内に入った時は、電車か?と思わせるような車両でした。

さて、早岐駅を出て、車窓を眺めていると、ハウステンボスの建物が見えてきました。


空が曇ってるのと、なんだか暗い感じになってて、今にも雨が降りそうに見えていますが、実際にはそんなことはなく、YC1系の窓ガラスが、光の反射を抑える、特別な造りのガラスを採用していました。


大村線は、ハウステンボスを過ぎ、トンネルを潜ると、車窓には大村湾の海が広がります。




海岸線に沿った線路を辿り、私は千綿(ちわた)駅で、途中下車してみました。


大村線の千綿駅は海沿いの駅。


この駅が、大村線のなかで、一番降りてみたい駅です。

ホーム1面 線路が1本。

予讃線の伊予灘駅も、ホーム1面。線路が1本の駅ですが、駅と海岸線との間に、道路が通ってます。


千綿駅は、駅舎も木造の小さな駅ですが、人数も少なく、ゆっくり過ごすには、ちょうど良かったです。


駅のホームでは、たくさんのトンボが飛び回っていました。




千綿駅を去った列車も、線路が海岸線に沿ってカーブしているので、去っていく列車をも、見渡せました。