地下鉄品川延伸のダイヤを考える | 武蔵高速鉄道

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大宮と新所沢・小手指を結ぶ架空鉄道のダイヤを制作したり、現実の鉄道ダイヤに賛否したり。好きな種別は区間快速!

◇白金高輪~品川間の2.5km
◇白金高輪の駅の構造上都営三田線方面から品川へ乗り入れることも可能
◇途中都営浅草線高輪台付近を通過するが、駅は設置しない見込み

この延伸により地下鉄が初めて品川に乗り入れるようになります。京急への乗り換えや、東海道新幹線、数十年先のリニア中央新幹線とも連絡できる。このため遠距離移動のために利用する旅客が大幅に増えそう。


☆一方通勤利用に関しては、比較的多くない。
◇東急目黒線から品川へは大井町線や山手線に乗換している客の転換を狙う必要がある。
◇地下鉄の品川駅は高輪口で、港南口への出勤はJRが便利。
◇仮に延伸して通勤客が増えるかと言われれば、白金高輪~後楽園・春日が都会なので、住むなら東大前や白山以北になり、品川駅まで22分は越える。(品川20分圏に住みたいのなら京急線の梅屋敷や雑色などの普通停車駅でも良い)

なので、朝ラッシュは毎時12本だけでも十分。


1.品川延伸時のダイヤ考察

では地下鉄南北線品川延伸でダイヤはどうなるのだろうか。9ケース設計して考えます。基本的に、南北線三田線が8両で運転を始めると輸送力が常に1.33倍になるので増発は考えないが、南北線内の5分間隔は見込みがある

A.南北線しか入線出来ない(東急車も可)
B.南北線がメイン(2/3)
C.南北線と三田線で半々
-8…毎時8本 -10…毎時10本 -12…毎時12本


A-8)東急-三田線…10本、品川-南北線…8本、東急-南北線2本
A-10)東急-三田線…10本、品川-南北線…10本、東急-南北線2本
A-12)東急-三田線…10本、品川-南北線…10本、東急-南北線2本、品川-白金高輪(麻十回送)2本

Aグループの場合、東急目黒線からの列車がほぼ三田線になってしまう。あと白金高輪~品川12本/hというのは、三田線が5分間隔にならない限り2本余剰なので白金高輪止まり麻布十番回送が発生する。

B-8)東急-三田線…8本、品川-南北線…6本、東急-南北線4本、品川-三田線…2本
B-10)東急-三田線…8本、品川-南北線…8本、東急-南北線4本、品川-三田線…2本
B-12)東急-三田線…6本、品川-南北線…6本、東急-南北線4本、品川-三田線…4本、品川-白金高輪(麻十回送)2本

Bグループの場合、比較的バランスが良い。本数の都合上、急行が南北線系統に集中する可能性も考えられるか。


C-8)現状のダイヤから白金高輪行きを品川行きに
C-10)東急-三田線…6本、東急-南北線…6本、品川-南北線…6本、品川-三田線…4本
C-12)東急-三田線…6本、東急-南北線…6本、品川-南北線…6本、品川-三田線…4本、品川-白金高輪(麻十回送)2本

◇ぶっちゃけC-8で良い。毎時6本で3両と10両が交互にやって来る北綾瀬より多い。南北線で増発しても王子神谷まで折り返しにくいのが悩み。

2.三田線も増発した場合

都営地下鉄三田線も増発したら話は大きく変わる。白金高輪始発品川駅行きが不要になり、5分間隔で運転できる。