所有事業者:久美浜観光バス (京都)

仕様・用途:観光貸切仕様

登録番号:京都230 い ・316

シャシー製造:三菱ふそうトラック・バス

搭載機関:三菱6S10(T2)型

車体架装:三菱ふそうバス製造

車両型式:2TG-MS06GP

車名:三菱ふそうエアロエース

撮影日:2021年7月25日 (日曜日)

撮影場所:江東区若洲

 

「久美浜観光バス」 ・・・。

聞き慣れない事業者ですが、京丹後市からはるばるやって来ました。

おそらく、ここ数年の間に設立した、いわゆる 「新免業者」 だと思われますが、高速ツアーバスに参画していたようなので、設立自体はもうちょっと前になるかもしれません。公式ホームページはフェイスブックにうPされているそうなんですが、私、フェイスブックは登録していないので、会社の概要についてはここまで。でも、持っているバスは大中小問わず、結構、バラエティに富んでいるみたい。画像のエアロエースも新車でしょうね。年式までは判らなかったけど、2019年以降の導入であるのは間違いなさそう。

それにしてもこのバス、カラーリングがかなり良いですね。青空と雲と虹と・・すごく映えます。描かれている鳥はなんだろう?

 

そもそも久美浜って何処にあるの? から話を始めなければなりません。 「三浦半島の奥地?」 それは久里浜ね。

久美浜は、京丹後市の北西部に位置し、2004年に京丹後市として吸収される前は 「久美浜町」 という単独の町でした。隣がすぐ兵庫県豊岡市で、合併の際、京都府から兵庫県に編入されるという話もあったそうです。

日本海に面した静かな漁村で、温泉も湧出されているそうです。夕陽、綺麗でしょうね。

昔は国鉄宮津線、今は北近畿タンゴ鉄道→京都丹後鉄道宮津線が走っており、路線バスは丹後海陸交通と京丹後市営バス (コミュニティバス) が乗り入れています。町の中心である久美浜駅は京都府最西端に位置し、仏閣風の立派な駅舎だったりします。

 

そんな久美浜に観光バスの会社? と思うのですが、何ともう一つ、京都さくら観光という貸切事業者も久美浜が本社。実はどちらもレンタカー事業が源流とのこと。

まぁ、それでも地元の人が貸切バスをチャーターするなら丹海バスか、隣から全但バスにオファーをかけるんでしょうね。

 

 

【参考文献・引用】

年鑑バスラマ2020→2021 (ぽると出版社 刊)

ウィキペディア (京丹後市、久美浜町、久美浜駅など)