(その6からの続き)
-上野毛(17:25発)-二子玉川(17:51着)
等々力渓谷と玉川野毛町公園に寄り道して、上野毛駅へ向かいました。
上野毛駅に着きました。
「かみのけ」と言いたくなりますが、「かみのげ」です。
増毛駅が消えた今、増毛を望む人はどこに行けばいいんだ?
地下駅のように見えますが、掘割下というのが正しい表現。
ホームは1面3線で、大井町方面だけ通過線が設けられています。
さあ、残すはあと一駅間です。
まずは上野毛駅にアプローチした道を反対方向へ。
5分ほど歩くと、下り坂が現れました。
この下り坂で国分寺崖線を下ります。
坂を下りきった場所に、上野毛自然公園がありました。
ここでは国分寺崖線を観察できますが、地層が見えるというわけではありません。
ただ、河岸段丘は湧水の宝庫。
ここでも自然の湧水がわき出ているようです。
上野毛通りをさらに進みました。
突き当たりにあったのが、二子玉川公園。
開放的な公園でした。
この先にあったのが…
多摩川でした。
ここまでくればニコタマはもう目と鼻の先。
川縁で腰を下ろしている人達も若者が目立ちます。
堤防上にあるカフェは結構密でしたね…。
ところで、川の名前は多摩川ですが、地名は二子玉川。
玉川という別の川が流れているわけではなさそうですが、
これはどういうことでしょうか。
実は、重要なのは「たま」川という読み名であり、漢字は後付けされたようです。
つまり、昔は同じ「たまがわ」に様々な漢字が充てられていたわけです。
明治時代に川の漢字名称を多摩川と定めたそうですが、
そのころには地名としての「玉川」が定着していたため、
地名はそのままにされたんだそうです。
「等々力」も漢字の表記よりも、
読みの方が重要だったりするようですが。
さ、二子玉川駅へ向かいます。
このあたりは二子玉川園そして二子玉川タイムスパークの跡地です。
遊園地の跡地にはタワーマンションがニョキニョキ生えています。
ここから通勤するって、結構ステータス高そう。
タワーマンションを抜けると、今度はテラスマーケットの脇を通過。
だんだんニコタマらしくなってきましたね。
二子玉川ライズを横切って、駅へ。
このあたりは人がうじゃうじゃいた印象でしたが、
写真で見ると結構まばらだなぁ。
というわけで、18時前にゴール駅・二子玉川駅に着きました。
個人的には「二子玉川園」の方がしっくりきていて、
駅名から「園」が消えたときには凄い違和感がありましたが、
今はだいぶん慣れてきました。
ホームは2面4線。
外側2線が田園都市線、内側2線が大井町線です。
ホームの上野毛寄りは結構な混雑っぷり。
このまま溝の口駅まで田園都市線との複々線となるため、
大井町線列車の大多数は溝の口駅まで直通します。
駅名標も途中駅スタイルですね。
二子玉川駅の溝の口寄りは多摩川を渡る橋上です。
五反田駅を歩き出したときは曇り空でしたが、
気づけばスッキリ晴れていました。
今は西日が美しい…
今回も無事ゴールできました。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
(おわり)
[全駅間歩き動画]
等々力駅から上野毛駅までのノーカット動画(約2.3倍速)です。
途中、等々力渓谷と玉川野毛町公園を経由しています。
本当は前回掲載する予定だったのですが、載せるの忘れてしまった…。
5月29日(土) 歩行区間:大井町-二子玉川 天気:曇り後晴れ 日出/4:27 日没/18:50
鉄道距離:10.4km 歩行距離:15.3km 総歩数:25,470歩 所要時間:4時間56分
=>蒲田(11:54発)=普通=旗の台(12:10着・12:16発)=普通=大井町(12:23着・12:55発)-1.0km-
-下神明(13:08着・13:20発)-1.2km-戸越公園(13:34)-1.0km-中延(13:48着・13:52発)-
-0.9km-荏原町(14:00)-0.5km-旗の台(14:10着・14:25発)-1.2km-北千束(14:36)-1.0km-
-大岡山(14:53着・15:05発)-0.7km-緑が丘(15:13)-1.1km-自由が丘(15:28着・15:40発)-
-1.1km-九品仏(16:06)-0.9km-尾山台(16:17)-0.7km-等々力(16:29着・16:40発)-2.2km-
-上野毛(17:18着・17:25発)-1.7km-二子玉川(17:51着・18:16発)=普通=
=旗の台(18:31着・18:34発)=普通=五反田(18:42着)
上野毛駅から二子玉川駅までのGPSログ(1/15,000)です。
全区間のGPSログ(1/120,000)です。