藪原駅 ～木曽の栃 浮世の人の土産かな 芭蕉～
藪原駅
藪原駅は、1910年（明治43年）に開業した中央本線の駅です。
国鉄分割民営化前の1985年（昭和60年）に無人化されましたが、駅舎は有人駅時代のまま、堂々たる建物です。
駅スタンプは2種類ありました。
現在は簡易委託駅となっており、係の方にお願いしたら出していただけました。
観光協会が作成したスタンプには、奈良井宿と藪原宿を結ぶ中山道の難所の一つ「鳥井峠」と、鳥井峠で芭蕉が詠んだ句が描かれています。
もう一方のスタンプはラリー印のようです。そう言えば、同様に「木曽路キャンペーン」と書かれたスタンプが、以前訪ねた奈良井駅にもありました。
藪原駅は、いまから40年ほど前の高校時代に友人と「やぶはら高原スキー場」にスキーで来たときに利用した駅です。
名古屋から快速列車（スキー客が多く乗っていた記憶があるので、スキー客向けの臨時快速だったかな・・・）に揺られてたどり着きました。
当時は駅員さんも配置されていて、多くのスキー客が下車した活気がある駅という記憶が残っています。当時のままの駅舎やバスに乗り換えた駅前広場は当時のままのようです。
連休は不要不急の外出が要請されていましたが、実家で法要があるため、その途中に懐かしの駅に立ち寄ってみました。
このスタンプは2021年7月23日に押印しました。
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