こんにちは。

今日はNゲージ鉄道模型、先日ED79の台車を派手に溶かしちゃったのでその対策と、溶けた台車を取り換えたばかりなのにまた自走不能になり、ED76 500の救援を仰いだ話です。

 

先日台車が溶け、修復したED79 7(KATO 3076-1)牽引の14系500番台 快速海峡編成です。手前のポイント不転換状態の所に突っ込み、更にDCCのショート検知機が上手く作動しなかったのが溶けた原因でした。

 

 

台車溶解予防策の話の前に..

最近何かと動かす機会が多いED79 7 ↑写真の付近で止まってしまい、自走不能になってしまいました。ちょっと動いてはすぐにピタッと止まる現象でした。

 

仕方がない、ED79 7を線路から外し、代わりにED76 522(KATO 3071)を救援で連結し14系500番台を牽引しました。実際座席車ばかりの10連を牽引することは無かったかも知れませんが、”北海道型”同士、似合います。留置線から駅までの運転の他、折角なので本線走行も行いました。

 

ED79 7の不調原因を調べます。DN163K4aDCC基板搭載、矢印集電部の接触不良対策をやっていませんでした。これが原因かな。DCC基板はどうも集電部の接触不良を起こしやすいです。

 

製品に載っているアナログのライト基板(上)は矢印のように集電接点が左右2か所あるのに対し、下のDCC基板は左の1か所 っていうのが効いているのかな?アナログライト基板搭載で長らく本格運転をやっていないので分かりません。

 

そこで、基板集電接点の下に1mmのプラ板を挟み込みます。下から押し上げてダイギャスト側の接点としっかり密着させようという対策です。これで安定集電するようになりました。

他の機関車では多くプラ板挟みをやっていますが、この車両は未施工でした。

 

台車溶解予防策の話に戻ります。

左にチラと見えるのが台車溶解を起こしたポイントです。
不転換ポイントに突っ込んでショートしても、これをいち早く検知して電源を落とすPM-42という機器を付けてますが、これが働かなかったのは何故?
ここは電源区画の末端部、フィーダー線から遠い位置にあり、間にポイントが多数だったので電圧降下が原因 と考えました。
そこで根本対策として、ポイント近くまでDCC電源のフィーダー線を1本増設しました。矢印のジョイント裏にハンダ付けして電源供給し、埋め込んでいます。カーブからすぐにポイントなので、KATOのフィーダー線路は使えません。
写真に写る青白のフィーダー線を約2m、ベニヤ板の下へ埋込み、オーディオ機器の裏を通してDCC配電部まで、かなり骨のある作業でしたが、台車が溶けるは困るので手間をかけました。フィーダー線上にもベニヤ板を被せます。
 
表の上から5行目 Feeder No.の横に手書きの”3A”を追記しましたが、これが増設したフィーダー線を接続したよ という表示です。問題のポイント部近くを短絡して作動テストです。赤いLEDが点灯PM-42が正常作動していることを確認できました。
やはり電圧降下が原因だったのでしょう。これで台車溶解を起こさずに済みそうです。
 
更に台車溶解事件を起こしたポイントも切換らなくなり、交換する羽目に..
運行信頼性向上のためKATOの6番ポイントを多用するようになり、その前に使っていた4番ポイントが余っていた(写真下)のでこれを活用、上から下にDS51K1 DCCポイント制御デコーダ(赤いシュリンクフィルム)を移設し、ハンダ付けしています。
切換らなくなった写真上のポイントは、切換信号を送るとピクッとは反応していました。
底板を開けて動かしてみると動作が固い、また矢印部の銅板が変色していますよね。
 
真上で台車がこんなんなるまで熱を持ったので、線路も熱を持ってプラが変形し、動作が固くなったのが原因と思います。銅板の変色は熱を持った証です。
 
やれやれ、フィーダー線引きも苦労はしましたが、PM-42が正常に働かないと被害が大きいですからね。いつのまにかデッカいレイアウトになっちゃっているので、各所にまんべんなく十分なDCC電力を供給するのにも色々苦労があります。
ひとまず同じ位置での台車、ポイント溶解事件は回避できるんじゃないか?と思います(笑)。
 
最後までご覧いただきありがとうございました。
 

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