<清く正しく美しく                                益子からの富士山~ >

二子玉川園

 投稿日時2015/1/25(日) 午前 6:42  書庫雑記  カテゴリー旅行


ニコタマの玉川高島屋。
この中に益子焼の店舗があります。
その店が撤退するというのでずいぶん久しぶりに訪れてみました。

二子玉川駅到着。



改装されてから初下車。
構造的には昔の雰囲気が残っているなー。

で、駅を出ればもう目の前に高島屋の丸高マークがドーンと



み、見えない。

それにスクランブル交差点はこんなに近かったかな。
地下道の入口はどこだ?
交差点の手前にあった様な気がするけど。

ま、とりあえず乱れ渡ってお目当て南館4階へ行けば、なんと隣にこじゃれた生活雑貨店あるじゃん。
んで、そっちの方がはやってんじゃん。

う~む、時代の流れかなー。
昔々、玉川高島屋へ行くともなればよそ行きよい服を着て、静かにしてなきゃならなくて、と、ハイソキンキンという感じだったけどなんだか今はオシャレキャンキャンという感じだなー。

これじゃ無理もないか。

てな事考えながら屋上庭園で



一服つけながら駅の方を見れば立派なビル。



この辺りは玉電の駅の跡地で平屋の東急ストアだったよな。
んで、駅の向こう側は鄙びた感じの小さなバスターミナル。

よし、そっちへ行ってるか。

田都の改札前を、「以前は、大井町線の高架下に渋谷の物を期待していくとがっかりする東急ハンズがあったなー」などと思いだしつつ通り抜ければ。


やっぱりビルドン。

しかも臨時スケートリンクなぞも出来ていてお子様キャッキャッ。
バスターミナルすっきり。



いやはやどうも。

もう私の知っているニコタマじゃなくなったんだなー。
変わらないのは旧大山街道の渋滞だけか。



あれ?



昔の名前で出ていますー。

そもそも「二子」という地名は多摩川の渡しを挟んだ川崎市側の地名で、こちら側は「玉川村」。
大雑把に言えば玉電が出来た当初は駅名も「玉川」だったんだけど、近くに「二子玉川園」という遊園地が出来たので駅名も「二子玉川園」にしちゃった。でも閉園して「二子玉川園」が無くなっちゃったので駅名からも「園」が取れて「二子玉川」になった。
という事なんだよね。

でもね。

遊園地の「二子玉川園」は無くなったけど、今は駅周辺がみんなが楽しむ遊園地みたいなもの。
駅名は「二子玉川園」のままでよかったのでは?

さて、そんな再開発の嵐が吹き荒れたニコタマの町にあって気になる店が一軒。
それはバスターミナルの前の堤防の切れ目を進んだところにあったはず、と進んでいけば、見つからないまま多摩川にぶつかってしまいました。
ああ、やはり閉店してしまったんだー、としばし感傷に浸りながら
多摩川の川面を眺めていたら、ふと、
「バスターミナルは以前より川下へ移動していたじゃないか。だからその正面の道では」
と思いつき、1つ川上の道へ入ってみれば、



健在でした。

鉄道模型店「いさみやロコワークス」

訪れるのは実に30年ぶり。

正月休みかと危惧していましたが、シャッターが開いていたので入店すると客はおらず「いらっしゃいませ」の声だけが。

棚の影から姿を現した老人。でも昔の面影と口調は健在で、(なんていうこちらも当時は二十歳そこそこの若者で今は……ですが)懐かしさに涙が出そうになりましたよ。
並んでいる商品も昔とさほど変わりなく、なおかつ昨今は1両10万円なんて世にあって値段もさほど変わらす。
思わずみんな買占めちゃおかと思いましたが、在庫が無くなっちゃうとその先が心配なのでそれはやめました。(決して財布に帰りの電車賃しか入ってなかったからではありませんよ。(汗))

しばしの世間話の後店を後にしました。
変わってしまったこの街。
変わらずにいるこの街。



あれこれ思いやりながら帰りの電車を待っていたら滑り込んできたのは東武の車両でした。






昔の写真を以前アップしていますので
お暇ならこちら をどうぞ。



コメント(2)

 

 

アイコン0  
   
] 二子玉川で一番変わらないのは堤防の赤レンガですね
子供の頃はあれが玉川線の廃線跡かと思っていました(笑)
あの鉄道模型屋さんは昔から存在自体が謎です  

2015/1/25(日) 午前 7:03  LUN  
 
アイコン0  
   
> LUNさん
そう言えばあの優雅なカーブを描いていた砧線の廃線跡はどうなったのでしょうね。
あれっ?あそこに堤防があるという事は「いさみや」は河川敷にある?  

2015/2/1(日) 午前 5:34  NEKOTETU