リフレッシング京王とは、京王電鉄(当時は京王帝都電鉄)の相模原線全通のタイミングで出したスローガンです。京王電鉄にとどまらず、京王グループの総力をあげて、事業の再編に取り組むことになりました。
リフレッシング京王とは?
リフレッシング京王とは、1990年に相模原線が全通したタイミングで発表された、京王グループの事業再編スローガンです。
当時、昭和天皇の崩御で自粛ムードが漂い、更に、消費税導入で消費が落ち込むなど、国内では不景気の真っただ中でした。そのため、京王グループでは財務体質の改善と経営基盤の強化を進めることで、不景気に立ち向かうことになりました。
リフレッシング京王でやったこと
リフレッシング京王で進められたことは、
- ロゴマーク(社章)・コーポレートカラーの制定
- 制服の刷新
- 京王シニアクラブの創設
- 福利厚生の充実
- 京王資料館の建設
- コンピューターシステムの導入
- 駅名表示の変更
- 京王8000系の導入
- 女性の駅員採用
があげられます。
この時に、多摩の自然をイメージした京王ブルー(インディゴ)と、京王線のラインカラーであるワインレッドを洗練・発展させた京王レッド(チェリーレッド)が制定され、京王8000系以降における京王車両の基本カラーになっています。
参考文献
京王電鉄50年史 第3部 企業体質の抜本的改善とグループの再編成(1986~1998)|京王グループ
『京王電鉄五十年史』 京王電鉄広報部編
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