2021/6/21 第1章その1 「36ぷらす3」の内装とサービス | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(一般発売される列車としては豪華な内装)

 

目次

 

早速ですが,「【旅行記】36ぷらす3長崎」を始めます.

新下関駅から新幹線に乗ります.6/21時点では福岡県に「まん延等防止重点措置」があったため,極力福岡県内での行動を最小限にしたいところです.そこで新幹線での九州入りとなりました.筆者にとっては1年半ぶりの九州です.長いようですが,1年半ぶりです.

6/30にサービス終了した新幹線の公衆電話ですが,この編成も既にサービス終了していました.

500系の8号車には模擬運転台があるのが特徴的です.

 

さて,博多駅に到着しました.画像は撮っていますが,「36ぷらす3」車内以外の画像の掲載は見合わせます.多くの土産店・カフェが休業しておりかなり寂しかったです.

 

では,「36ぷらす3」に乗ってみることにします.

4号車です.とても列車内とは思えない内装です.

「LOUNGE BAR39」金のテーブル,いかにも並んで記念撮影してくださいと言わんとばかりのソファがそこにはありました.

3号車はビュッフェ...というよりは売店です.

「SHOP39」だそうです.「ランチ・ディナープラン」の食事の提供場所である他,3号車の残り半室は1〜2人用個室が6室あり,列車内で最も人気があるようで,この日は満席でした.(つまり,密度が高いということであり,写真はありません.)

アテンダントは6名が乗務します.

筆者が利用したのは一般発売されている「6号車」です.今回は一般発売される「グリーン席プラン」を使用しました.「6号車」は畳敷きですので,靴は脱いで入ります.特に段差などはないので注意が必要です.

座席のモケットの柄が前後で異なります.

さらに列車最後尾には畳敷きの部屋まであります.将棋を指したくなります.お勧めはしませんが寝転ぶこともできそうです.

「36ぷらす3」の乗客にはガイドリーフレットが配布されますが,それは運行区間によって異なります.中には沿線の見所や各ルート数個用意された「エピソード」が書かれています.この「エピソード」は車内放送でも適宜紹介されます.

5号車は6号車と内装のほか,アブレストが6号車と逆になっています.「36ぷらす3」は門司港駅に立ち寄るたびに向きが変わりますが,どちらの向きにしても海側で1人がけ・2人がけの両方が用意される嬉しい配慮です.

2号車の個室です.グリーン座席以上に豪華さが際立ちます.

全体の乗車率は2割程度でしたが,内装・サービスは高額なグリーン料金に合っており,今後は人気が非常に高くなると思います.

博多始発の列車に限り,JR九州グループが生産した「うちのたまご」を使ったオムライスやだし巻き卵が用意されます.

中身はこんな感じです.温めてもらうこともできます.

ビュッフェに5つ並んでいました(一つは筆者が買いました).

 

それでは,列車が長崎に向け進みます.博多駅では駅員の方から歓迎を受けました.鹿児島本線内は南福岡・原田・基山などに運転停車ながらゆっくりと進み,

鳥栖に到着しました.ちょうど,「シーサイドライナー」から撤退したキハ220が止まっていました.

すぐにサガン鳥栖の本拠地のスタジアムがあることが紹介されます.そして,長崎本線に入り,新鳥栖駅を通過します.

佐賀駅では駅員の皆様の歓迎を受けました.リーフレットに押せるスタンプもここで用意されます(出発後は3号車にあります).

佐賀駅にはホームに恵比寿像があります.

唐津線の列車ですが,この車両はこの旅の2日目で再会することになります.

後続の「ハウステンボス・みどり」に道を譲ってから出発します.

肥前山口に運転停車,肥前鹿島を通過すると,

おもてなしを受ける肥前浜駅に到着します.通常肥前浜駅には特急は停車しない,さらに時刻表ダイヤ上は「通過」となっていますので不思議な感じがします.

 

次の記事は肥前浜でのおもてなしについて書きます.続けてご覧いただければ大変嬉しいです,

 

続く

参考

この旅を行う際に事前調査をしていたのですが,特に「はやぶさこまち」さんのこの記事には大変お世話になりました.ここに紹介いたします.