※この記事の内容は2021年4月のものです。

 

beforeを撮りに行く ~地下化される首都高都心環状線日本橋付近~ ①

beforeを撮りに行く ~地下化される首都高都心環状線日本橋付近~ ②

 

今回は地図中央やや左、都心環状線が北に進路を変えた先にある常盤橋からスタート。ちょうど常盤橋の下を半蔵門線が通っています。

 

↓常橋から北を望む。すぐ先に見えるきれいな橋は前回記事で軽く触れた歩行者専用の常橋です。

写真を撮っている常盤橋も1926年建造とかなり古い橋ですが、あちらの常磐橋は先代の常盤橋で建造はなんと1877年!都内最古の石橋だそうですよ。東日本大震災による損傷でしばらく通行禁止となっており訪問時は工事中でしたが、復旧工事と周辺の整備が終わり5月10日から再び通行できるようになりました。

 

↓常盤橋の袂には半蔵門線三越前駅出入口があります。

 

↓工事中の常磐橋。訪問時は「なんでこんな中途半端な所に橋造ってるんだろう」と思いながら見ていましたが都内最古の石橋だったとは。


 

↓橋の先は常盤橋公園になっています。写真中央やや右に見える石垣は江戸城常盤橋門跡です。

 

↓常磐橋の次の橋は新常盤橋(江戸通り)。そのすぐ先をJRの線路群が横切っています。

 

↓新常盤橋を東から望む。その隣にはJRの10本もの線路が並びます。こちらは東北新幹線側。奥に400mほど進むと東京駅北端の日本橋口があります。

 

↓上写真左方向(日本橋方向)を望む。左奥はビルが連なって奥が見えず壮観です。

 

↓線路をくぐって西から望む。こちらは中央線側。右の高架橋が都心環状線です。都心環状線をくぐると中央線南方向(写真右奥)は東京駅高高架ホームへ向けて坂を上がっていきます。逆の北方向では上野東京ラインが新幹線を避けるために坂を上がっていきます。

 

↓上写真右奥、線路脇には歩行者専用の竜閑さくら橋が架かっています。2018年に完成した新しい橋です。

 

↓上写真背後方向を望む。東京駅丸の内口まで600mほどです。東京駅を出て坂を下ってくる中央線がよく見えます。

 

↓ちょうど橋の下から首都高八重洲線が顔を出します。奥の高架橋が都心環状線。写真左奥、両道が合流する所が神田橋JCTです。

 

↓八重洲線は日本橋川のすぐ脇で地下から顔を出します。ダイナミックな線形ですねぇ。

 

↓都心環状線が地下化されるとこの八重洲線が地下へのアプローチ路として利用してされます。ということで地下化されるとこの両脇の高架橋は見納め。

 

⑭⑮↓上写真左奥に伸びる遊歩道から撮影。頭上に伸びている高架橋はいずれ姿を消します。

 

 

↓神田橋JCTあたりから東を望む。ここが地下化で姿を消す高架橋の西端です。

 

地下化工事の完成は2035年、既存の高架橋の撤去が2040年完了の予定です。工事が完了したらafterを撮りに来ましょう。20年後か・・・気が変わってそうw

 

おわり

 

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