急行「きたぐに」。
大阪-新潟間を北陸、信越線経由で結んでいた夜行列車。車両は583系寝台座席両用電車。
晩年は車両そのものが珍しく、夜行急行列車という存在も貴重だった。
2010年夏、そろそろ引退かも知れないといううわさが流れ始め、今撮らなかったら一生撮れなくなると思い、新潟県内の信越本線へ出かけた。

 

 

 


信越本線鯨波付近の定番ポイントで手堅く撮影。2010年7月
このあたりの海水浴場は子供の頃(1980年代前半)に、毎年遊びに来ていたので懐かしい。
あの当時、海に浮かびながら特急「雷鳥」や「白鳥」などを眺めていた。
その頃の「きたぐに」は客車の急行で、実物を見たことはないが、大阪-青森間を走っていたように記憶する。

 

 

 


翌日、米山駅を俯瞰する高台から新潟行き「きたぐに」を撮影。2010年7月。

 


(追記 前回の記事の「トワイライトエクスプレス」を撮影した時に急行「きたぐに」も撮影した。結果は2日間で2枚しか撮れず、それもお決まりの定番ポイントではあるが、夜行列車を撮影できた当時を振り返ると、あの頃は良かったと思う)