私鉄時刻表研究、「京急車・都営車が京成上野へ乗り入れていた頃」は一旦お休みして、今回は7月16日発売開始の「近鉄時刻表 2021年7月3日ダイヤ変更号」を紹介します。
基本データ
発行日:2021年7月16日
通巻:第42号
発行:近畿日本鉄道株式会社鉄道本部企画統括部営業企画部(宣伝)
制作:株式会社アド近鉄
ダイヤ編集:株式会社交通新聞社
印刷:凸版印刷株式会社
体裁:B5判、400ページ
定価:1,000円(税込)
今号は、7月3日のダイヤ変更に伴い発行されたものです。
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時刻表の発行は2020年3月以来1年4カ月ぶりとなります。
掲載内容ですが、カラーページは64ページと前号から16ページの減少となりました。中でも、「お得なきっぷ」ページは14ページから2ページへと大幅に減少し、詳細はQRコードからインターネットで参照する形となりました。新型名阪特急「ひのとり」をはじめとした特急列車の紹介ページは引き続き充実していますが、車内販売の縮小に伴い車内販売の案内ページは無くなりました。
カラーページの後は、前号と変わらず
近鉄の営業案内(青紙)→平日時刻表(白紙)→土・休日時刻表(ピンク紙)→便利ガイド(青紙)
の順に掲載されています。
営業案内ページについては、前号と大きな変化はありません。
時刻表ページについては、平日・土休日共にページ数に変化はありませんが、広告の減少に伴い「memo」ページが目立ちます(>_<)。
時刻表ページにおける前号からの変更点は以下のとおりです。
・ 伊勢志摩ライナーでのワゴン販売終了に伴う「車内販売ワゴン」マークの消滅
・ 養老鉄道の時刻掲載復活
・ 湯の山線、鈴鹿線及び三岐鉄道の掲載方法変更(「名古屋・四日市↔伊勢・鳥羽・志摩」ページの下部へ移動)
便利ガイドページについては前号と大きな変化はありません。
今号ではカラーページの縮小、特に「お得なきっぷ」の案内が大幅に省略されてしまったのは残念でありますが、養老鉄道の時刻掲載が復活するなど明るい材料もありました。
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