JR四国キクハ32形「アンパンマントロッコ」仕様車 | 車内観察日記

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鉄道の車内の観察する日記ですよ。目次に記載した「☆お願い☆」をご一読の上、ごゆっくりどうぞ。

アンパンマン関連の収入も少なくないであろうJR四国、ラッピングだけではなくそれに特化した観光列車も走っています。アンパンマントロッコ、瀬戸大橋線の岡山-高松・琴平間を走る臨時列車で、車体中にアンパンマンのキャラクターが描かれています。

 

また側板の一部は窓になっております。形式名はキクハ32形、改造を受けた502号車が専任車となっています。

 

幕は臨時、確かにそうですがもう少し工夫すればいいのに…。ちなみにこちらは控車キロ185形のもので、瀬戸大橋区間や土讃線以外のいわゆる「かっ飛ばし」区間ではこちらに乗車することになります。

 

車内です。オリジナルのキクハ同様の木製座席に、キャラクターを所々追加させたものとなっています。

 

ドアです。キハ32系列らしく折戸式ですが、控車のキロ185形に似た形状のものです。ステップの縁は赤く塗られており、その手前にはアンパンマンイラスト付きの注意喚起ステッカーが貼られています。

 

車端部です。アンパンマンとばいきんまんがどーんと…。「かっ飛ばし区間」ではこちらの扉が施錠され、トロッコ車両に入れないようになります。

 

最前面です。半室構造のため、車掌台側では瀬戸大橋線で数ある列車の中で唯一窓1枚挟んだ前面展望が楽しめます。アンパンマンに慣れない方々はこちらへどうぞ(笑)

 

天井です。トロッコ車両によくある骨組みを露出させたスタイルとなっています。照明は丸いカバー付きの蛍光灯が間隔を開けて設置されています。トロッコ車両乗車区間ではトンネルも無いので特に問題も無いですね。

 

側面はもちろん窓無し、ただ手や顔を出さないように柵にアクリル板がはめられています。

 

座席です。背ズリ低めのボックスシートで、通路側の肘掛けも有りません。そう言えば、テーブルも有りませんね。食事は控車で、ということでしょうか。

 

一部はこのように独立した区画もあります。

 

そしてある意味「パノラマ区画」、座席を外して床面をガラスにして覗き込めるようにした区画が有ります。キャラクターも覗き込んでいますね。

 

反対側もこの通り。

 

その横にはスタンプ台も置かれています。

 

最後に撮影スペースです。アンパンマンの両脇に座って記念撮影が出来ます。