海の写真、見せて!

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 ブログネタに使い古した動画と画像になってしまいますが…。
 あれから6年半が経過しました。
 485系の定期運用が最後まで残っていた新潟地区では特急「北越」快速「くびき野」が北陸新幹線金沢開業で廃止になるまで485系で運転されていました。
 JR東日本信越本線・青海川駅付近を走行する快速「くびき野3号」からの車窓風景は冬の日本海を象徴するような重たげな雪雲を反射して鉛色…。
 485系はその機器を流用して改造された観光列車が東日本エリアにわずかに残っているので廃形式とはなっていませんが、種車の車齢を考えればいつ廃形式となってもおかしくない現状で、数多く製造されて国鉄時代の特急列車網拡大に大きく貢献したこの特急型車両も一般型は姿を消して久しくなりました。
 長岡駅にて。
 秋田総合車両センター(旧国鉄土崎工場)で大きく前面スタイルを改造されたこの3000番台に乗車した「くびき野3号」が結果的に最後に乗車した485系の一般型となりました。
 前年の夏(つまりこの時の半年前になります)に乗車した「くびき野3号」は新潟方に北海道向けに製造された1500番台・クハ481-1508を連結したT18編成で、車内こそリメイクされていたものの、アイボリーホワイトにエメラルドグリーンとブルーのラインを巻いた通称「上沼垂色」からオリジナルの国鉄特急色(赤とクリームのツートンカラー)に戻された編成だったのも今では戻らぬ思い出です。

 北陸新幹線が金沢まで開業されて実質的には本数が増えて特急格上げとなった「くびき野」はかつて金沢と秋田・青森を結んでいた急行列車が名乗っていた「しらゆき」がまさかの復活、新井・上越妙高~新潟間の特急列車に生まれ変わって、かつて常磐線を走っていたE653系に耐寒耐雪装備を強化するなどの改造を施した車両に変わりました。

 特急「しらゆき」には何度か乗車しましたが、いずれも冬だけ…。動画のような夏の日本海を眺めながらこの列車に乗車したことはありません。
 冬のイメージが強い日本海…対照的な美しさがとても魅力的な日本海はどうしても列車て眺めたくなるので車で出かけてしまいます。


 四季を通じて陽光眩しいイメージといえば日本海と対照的な太平洋。
 JR東日本常磐線・日立駅は太平洋を望む高台にあって海を一望できるお気に入りの駅のひとつ…。
 昔の古い駅舎とはまったく別の駅に生まれ変わったガラス張りの駅舎のデッキなら眺める太平洋を眺めていると立ち去るのが惜しくなる時間がゆっくりと流れます。
 私が居住する東京の足立区からだと上野駅や柏駅から特急「ひたち」「ときわ」を使えば手軽に出かけられるし、普通列車でも時間はかかるものの青春18きっぷを利用すれば安い料金で訪れることができます。春なら…字は似ていてもまったく別物のふたつを楽しみに水戸と日立を訪れることが多い私です。
 日立駅の駅舎には太平洋を一望できる駅カフェがあるのも嬉しい…。

 再び日本海に戻りますが、晩夏の日没前には日本海に沈む夕日と列車を絡めて眺めることもできますが、水平線に夕日が沈む絶妙のタイミングは水平線に霞がかかってしまうことも多くて運次第…。

 最近では5月に越乃Shu※Kura車両を使用した観光列車「ゆざわShu※Kura」に乗車したのが信越本線に乗車してここを通りました。後日、この車両が走る光景を記録したくてわざわざ車で訪れた私は物好きかもしれません。






 山間部の急勾配や急カーブを過ぎ去る列車も力強くて好きですが、海岸線を軽快に通過してゆく列車を眺めていると、同じ車両でも違った印象が感じられていいものです。