皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

今日は帰宅後寝落ちしてしまい遅くなってしまったので小ネタで済ませたいと思います。

 

Tomixさんは数多くの気動車を製品化しており、特に国鉄型は相当数が製品化されております。キハ40系やキハ58系はバリエーション展開も豊富で楽しませてくれます。しかし、ジョイフルトレインというとなかなか製品化されないものです。

 

そんな中、少々古いですがこんなものが出たことがありました。

 

↑急行型気動車シリーズというより、485系の雷鳥シリーズ拡充の一環として、キハ65改造のゆうトピア和倉が製品化されていました。既に20年近く前のことでしょうかね。

 

この製品は485系ボンネット車のセット中に同封されるという発売形態で、この「ゆうトピア和倉」が欲しくてももれなく485系が付いてくるというものでした。485系も非常にバリエーションが豊富な形式で模型でもかなりの数が発売されていますのでハマると泥沼です。私はこちらは知識が無いので集めていませんが…。

 

そのため私はこの「ゆうトピア和倉」のバラシ品をヤフオクで入手していました。

 

↑当然ですがトイレ付きの0番台と無しの1000番台が作り分けられています。

 

↑トイレ付0番台はちゃんとトイレタンク付きになっています。TNは、キハ65用のカプラーのみ密連にしたのか、密連の割にエアホースが付いており何だかちぐはぐな形態となっています。妻板はキハ65のままのように見受けられますが、実車がどういう形態であったのかは資料が殆ど無いので分からないのが残念です。後に登場した類型の「アストル」は片栓になっていますので、当車も片栓になっているような気がしますが今では調査不能です。

 

↑若干古い製品なのでカプラーは線バネ式のTNです。

 

そして一番問題なのはこの2両ともトレーラー車仕様となっている事です。

 

この車両自体が485系雷鳥セットの一部であることから、485系に動力が入っておりこのゆうトピア和倉には動力が入っていません。そのため、金沢で分割後単独運転する姿は再現できないというちょっと中途半端な仕様になっています…。

 

キハ65はTomixさんの他の製品でも全てトレーラー車となっており、キハ65の動力ユニットというものは存在しません。これは非常に困った問題です。床下機器等で似たような車両としてはキハ181系がありますが、キハ180とキハ65では冷却機構の違いからラジエーターの配置等が異なり、またキハ65は冷房電源用の4VKを搭載しているなど床下機器にも違いがあります。そして何よりTomixのキハ181系は設計が非常に古く現在では生産中止状態で、フライホイールすら無し、床下表現も設計が古いのでキハ65と比べると簡素なイメージです。なのでこれをどうやって走らせるかは非常に頭の痛い問題ですね。

 

現在は編成中に動力車を2両いれるような運転は比較的多いので今だったらキロ65側にも動力を入れて発売するのかもしれませんが、まさかこれが再販されるなんて可能性は非常に低いですよね…。しかしTomixさんはキハ58系のみならず485系も引き続きリニューアル再販が盛んですので、この「ゆうトピア和倉」もまさかのリニューアル再販に期待したいものです。あ、でもそうすると今持っている車両はどうしよう…。

 

 

最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!