こんにちは。

今日はED75機番シリーズの第126回、95号機です。ヒサシ付きのナナゴー、貨物列車牽引の姿ばかりながら、印象に残るコマが多い機関車です。2編に分けてUp,その前編です。

 

ED75 95[仙] 1966年落成→ [長]1968~

貸出を除き、ずっと仙台地区 仙台→長町→仙貨在籍でした。

国鉄民営化ではJR貨物へ継承されています。

 

最初の撮影はJRになってから、まだまだ国鉄コンテナの多い貨物列車を牽引して来ました。

1989/04 東北本線(特記以外以下同様) 平泉-前沢 3081レ

 

タキ1900かな?セメントの車扱貨物を牽引です。ヒサシ付きの特徴、小ぶりのKE63ジャンパ栓が見て取れます。この写真、上り列車は連結器右側、1枚目の下り列車は左側です。

1990/08 久田野-白河 5180レ

 

上と同じ日の撮影、黒磯から今度は重連で高速貨物列車の先頭に立ちました。

ヒサシ付きのナナゴー、引き締まったいい顔立ちですねー。

1990/08 白河-久田野 4089レ

 

雪の残る朝、北海道からのワムハチ紙専貨を牽引して来ます。少しづつ青いワム380000台が混ざり始めた頃でした。

1992/01 久田野-白河 5160レ

 

磐西で活躍する姿も見られました。タキ1900とコンテナの混結貨物を牽引して来ました。この時の95号機は何か色褪せて見えましたが..

1995/02 磐越西線 更科信-磐梯町 5295レ

 

約1年後、同じ列車でピカピカの全検上がりを撮影出来ました。これは印象深いコマです。背景よりかなりの雪が降った後と思われます。晴天でこんなに綺麗な郡山全検のヒサシ付きナナゴーを捉えられたのは1度きりだったでしょう。銀パンが輝いています。貫通扉の”感電マーク”も付かなくなり、一層いい顔立ちに見えます。

1996/02 磐越西線 翁島-更科信 5295レ

 

奥羽本線の運用に就く姿も撮影できていました。青森-秋田間のローカル貨物を牽引する長町区の運用がありました。

 

雪景色の中を行きます。この区間は塩害対策を強化した700番台が基本でしたが、高圧機器が所狭しと載る一般形でも運用に支障は無かったんですね。

1997/02 奥羽本線 大釈迦-鶴ヶ坂 1655レ(2枚とも)

 

Sカーブに編成がカッチリ乗っかっていました(笑)。95+90ヒサシ付き同士の重連です。

1997/04 北白川-東白石 3086レ

 

これも印象深い1枚、95+1015号機が岩手山を背に行きます。ヒサシ付きの95号機に、赤2号オリジナルのまま残っていた貴重なP形1015号機、お宝のような組み合わせでした。

1997/05 好摩-岩手川口 3061レ

 

春の山間を行く盛岡以北唯一だった車扱貨物列車、これも印象深いですねー。ヒサシ付き先頭で赤赤で揃うことはそう多くはなかったと思います。

1997/05 目時-三戸 5261レ

 

貨物を牽引して盛岡に到着した95号です。”8-2 郡山工”の検査表記が見られます。6枚目、磐西のピカピカを撮影したのと同年月、やはり全検上がりたてだったようです。

1997/11 盛岡駅 1552レ

 

水の入った春の田圃を横に、121+95号機が行きます。前はシロガマでしたが気持ちのいい風景でした。

1998/05 奥中山-御堂 3092レ

 

前編はここまでです。後編で残り数年の活躍の姿をUpしたいと思います。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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