宝塚南口に行きました。ちょうど近畿地方が梅雨明けした日の午前中です。

 阪急電車「宝塚南口駅」を中心にした、文化と住宅が同居している地区です。

 

 阪急東宝グループの城である「宝塚ホテル」が移転し、解体工事が進んでいました。

 ここには約45年前、宝塚で初めてのショッピングモール「サンビオラ」がありました。当時小学生だった私は、未来都市が出現したと感じました。今は規模が縮小され、跡地にはタワーマンションが建っています。 

 ※ タワーマンションの写真がなぜだか縦向きになりません。

 橋から対岸の宝塚大劇場(宝塚歌劇場)とその前を走る阪急電車が良く見えます。宝塚市のHPにもこの光景がイラストで掲載されています。

 宝塚大劇場の横には宝塚音楽学校があります。朝通りかかると、歌劇生が掃除している姿を見かけることができます。清く正しく美しい光景です。その横には宝塚で初めてのタワーマンションがそびえ立っています。有名人が住んでいるというウワサもありました。

 橋は現在、歩道を広げる工事中で、かつて物議をかもした「男性の手の上で踊る女性の像」も撤去されています。有川 浩 さんの小説「阪急電車」でも描かれた「生」の石積みは、このところの大雨で流されています。コロナが収まったらまたボランティアを募集して石を積み直すと思います。

 歩道橋の上からも電車が通っている写真が撮れました。

 よく見ると移転した新しい宝塚ホテルも見えます。コロナで集客が厳しいとはいえ、やはり一流ホテルです。ウチの法事の後の食事もここを予約しました。先日はコロナワクチンの接種会場にもなっていました。

 今ではマンションが林立する地区ですが、文化的な雰囲気もまだまだ残っています。ブラリと歩いて手塚治虫記念館や花の道へ足を運ぶのも良い散策コースです。

 最後までご覧いただきありがとうございました。