全国で梅雨明けが発表され、本格的な夏がやって参りましたね
マスク生活には辛い季節ですが、皆様も熱中症や日射病にお気をつけ下さい



梅雨明けした先週の金曜日は、本題のE131系500番台が製造元の総合車両製作所(J-TREC)新津事業所(新潟市秋葉区)を出場、EF64-1030号機に牽引され所属先のJR東日本 国府津車両センター(神奈川県小田原市)へ配給輸送されました。

2024年度までに745両製造予定のJR横須賀線・総武快速線用E235系1000番台、今年度中の製造を中断させ、JR相模線とJR宇都宮線・日光線で導入するE131系の製造を優先するとの話が浮上しています。JR東日本のE131系導入に対する力の入れようが感じられますね。
今回は初めて関東入りしたE131系500番台の「配給輸送」を武蔵野線沿線で撮影した模様をお送りいたします。その前にE131系500番台について紹介しましょう。

直流電化区間のワンマン対応車両の標準タイプとして「E131系」が開発され、車両側面にカメラを設置、運転台から旅客の乗降を確認する機能が備えられています。相模線用E131系最大の特徴はトイレが無い点と全席ロングシートな点です。

今後少子化による人手不足や利用客減少が予想され、合理化を図るため車掌がいないワンマン運転を進めているJR東日本。都心部を走る京浜東北線などでもワンマン化が検討されており、E131系はそれらを解決する切り札として期待されています。
前置き長くなりましたが、配給輸送など撮影模様をどうぞご覧下さい。

完成したばかりの新車・廃車となり他社へ譲渡される改造車両を製造メーカーから輸送する「甲種輸送」・「配給」や、廃車のため解体場へ輸送する「廃車回送」は、鉄道車両それぞれの節目となるネタ列車だと思っているので、この手の撮影は特に気合いが入ります

※写真は西武40000系甲種(平塚~茅ヶ崎にて)
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。
