4
[おことわり]
この記事は6月15日に投稿した記事「【能勢電鉄】「GPSトレインナビ」使用終了へ? 5100系で7200系タイプの誤通過防止システムへの更新車が。」の追記となる記事です。


2021年7月16日、平野車庫で一部機器の更新工事を受けていた5100系5142編成が試運転を行いました。
9C6DF206-8B1D-41DA-A33C-57B817F0F580


今回の更新工事では5124編成のときと同じく、5100系導入時から使用されてきたスタフ表示器兼運転士支援システム「Train Navi-5(近鉄車両エンジニアリング:TOUCHPAD JT-B1)」の「スタフ挿し・停車知らせシステム(交通電業社:OS-L7030)」への交換が行われたものとみられます。

【「OS-L7030」の設置方式は?】
7100系では阪急時代に「スタフ挿し(列車種別選別装置付)」が設置されていた場所に「停車知らせシステム」を埋め込み、スタフ挿し・懐中時計置きを「運転台右側ドア操作盤」の上に外付けで設置しています。5124編成と5142編成では、5100系では「停車知らせシステム」を『運転台右側ドア操作盤の直上』に外付けで設置、その上にスタフ挿し・懐中時計置きを設置する構造に変更しています。

現状で4両編成には未整備となっている「5100系の『OS-L7030』」、今後順次整備されていくのではないかと思われます。

[画像]
5100系4両編成の『GPSトレインナビ』、タブレット端末である本体と充電装置を兼ねたスタンドで構成される。パンタグラフ降下時はタブレット端末の内臓バッテリーで動作するとみられる。ちなみに、7200系・5100系2両編成の「停車知らせシステム」はパンタグラフ降下時、運転計器・ATS車上装置と同じ電源(車両のバッテリー)から給電を受けているものと思われます。


コメントを投稿される際は必ずご確認ください。
http://blog.livedoor.jp/uppi_natettyan/archives/22094005.html

鉄道コム

にほんブログ村 鉄道ブログへ
にほんブログ村