7月15日日豊本線を颯爽と南下するななつ星 先頭に立つのはDE101756 次位は1209号機 1エンド同士を連結 エグゾーストノートも軽やかに乙津川鉄橋を渡る 撮影者が多い ななつ星を待つ間も皆さん至って静か 紳士的な(撮影者は全員男性であった)撮り鉄さんたち、、、 ここだけは押さえておきたい撮影ポイント 乙津川鉄橋 さすが 久しぶりの大ネタ列車の集客力であった
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2021年7月15日 日豊本線 乙津川 DE101756 DE101209 ななつ星 


ななつ星3泊4日コースの3日目 九州東岸を南下するコースはいわゆるスジが立っている 在来国道での追跡撮影はなかなか厳しい 東九州道で大分県南へ一気にワープ 宗太郎越の序章 久留須川に沿ったストレートで待ち受けた 

先頭に立つDE101756はいたって快調 排煙も少なく昨日の1207号機とは別物 代替できる車両があるのなら無理に調子の悪い機関車を使う必要はない JR九州技術陣の真っ当な判断であろう 密かに7月14日以上のケムリモクモクを期待していたG鉄 結果はいい意味で裏切られた  
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2021年7月15日 日豊本線 直見 DE101756 DE101209 ななつ星 撮影 藤田英代 


同じDE10重連でも 昨日の苦難の走行が嘘のよう 直川からの連続20‰勾配区間もグングン上る しかしさすがに速度は30km以下に低下 その間に悠々クリア 先回りして打水集落の大築堤で撮影 緑濃い杉の美林をバックにサミット重岡目指していった 宗太郎越に挑むD51をここ打水で撮影したのは半世紀前のこと 少しだけセンチメンタルな気分になってしまった    
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2021年7月15日 日豊本線 重岡 DE101756 DE101209 ななつ星 


感傷に浸るのは一瞬 重岡で離合停車中のななつ星 その間に宗太郎桟かけはしポイントへGO! 緑濃き深い谷は陽射しの届く時間が短いが 太陽高度の高い今の時期は午後の下り列車に最良の光線状態になる 直前に雲の切れ間から太陽が覗き始めた 第4宗太郎トンネルを飛び出してきたななつ星 ちょうどそのときまるでスポットライトのように先頭に立つDE10重連に射し込んだ 轟音とともに第1鐙川鉄橋を通過 この先からは日向路の旅 道中の無事を祈る思いで見送った さて7月16日はどこで撮ろうかな
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2021年7月15日 日豊本線 宗太郎 DE101756 DE101209 ななつ星