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皆さま、おはようございます!

 

鉄道ファンじゃなければ通じない話だと思いますが…

道央で鉄道旅を楽しんでる最中、

この車両に遭遇すると得した気分になりますよね。

函館本線・白石駅

 

この車両、JR北海道で運行されてる電車と車体は同じですが、

実はディーゼルカーのキハ201系気動車。

4編成(12両)しか製造されなかったレアな存在の車両なのです。

函館本線・白石駅

特定の運用に就いているので

調べれば、どのタイミングで遭遇できるのかはわかりますが、

出会えるとラッキーな気分になれる車両でした。

 

そんなキハ201系気動車に揺られて来たのがこちらでした。

函館本線・白石駅

函館本線・白石(しろいし)駅です!

 

現在は函館本線と千歳線の分岐駅である白石駅。

過去には東札幌駅(昭和61年廃止)方面のまでの

貨物線が伸びていたので、

いい意味で、ごちゃごちゃした配線を持つ駅かと思いましたら、

構内はこんなにスッキリしていたのですね。

函館本線・白石駅

白石駅が開業したのは明治15年のこと。

「白石駅」と聞くと東北本線の駅を思い浮かべますが、

この地は宮城・白石藩の旧家臣により開拓されたことから

付いた地名なんですって。

宮城県民の自分、この話を聞いて嬉しくなりましたよ。

 

平成23年に橋上駅舎化され現在の姿に変わったらしく。

旧駅舎は現在の南口駅舎付近にあったとのことです。

函館本線・白石駅

 

こちらは橋上駅舎化によって新たに誕生した北口駅舎。

北口と比べるとコンパクトにまとめられた印象でした。

函館本線・白石駅

 

白石駅の駅舎を見た第一印象ですが…

駅舎のレンガ感が強いと思いません?

函館本線・白石駅

南北駅舎とも、腰部や外壁はすべてレンガ模様でしたから。

 

その理由は駅舎のコンコースに入るとわかりました。

函館本線・白石駅

 

白石地区の歴史を紹介するパネルが飾られてますが、

その中にこんな写真が飾られてましたよ。

函館本線・白石駅

当時の白石村は良質の粘土が産出されてたことから、

明治17年に函館本線の前身である

官営幌内鉄道向けの煉瓦を製造する鈴木煉瓦製造場が完成。

この写真は当時の工場の様子だそうです。

新駅舎はこの歴史をモチーフにしていたみたいですね。

 

ここで嬉しかったのは、

展示物に旧駅舎の部材であった古レールが使われていたこと。

明治時代に製造された輸入レールです。

函館本線・白石駅

 

明治15年に開業した当時の

白石駅の写真も展示されてましたが…

いやはや、今と違いすぎでしょうよ!

函館本線・白石駅

この頃は正式な「駅」ではなく仮乗降場だったそうな。

 

こちらは大正10年の白石駅。

ホームはまだ1面しかありませんね。

函館本線・白石駅

 

この展示物を見たら、

外壁の煉瓦が尊く思えてきましたわ。

函館本線・白石駅

 

続いては、南北自由通路の中央から駅に進入します。

函館本線・白石駅

 

白石駅はJRの直営駅で「みどりの窓口」が営業中。

JR北海道内では9番目に利用者が多い駅だそうですよ。

函館本線・白石駅

 

構内には2面の島式ホームがありますが、

注目は「番線」表示です。

旧駅舎があった東口より

函館本線・千歳線の上り列車が共有する2・3番線、

待避線を挟んで両線の下り列車が共有する5・6番線が

振られているのですよ。

函館本線・白石駅

函館本線・白石駅

 

旧駅舎時代は「1番線ホーム」が存在していたそうですが

橋上駅舎化により撤去された模様。

ホームが消えた1番線ですけど、

貨物列車等の通過で線路自体は今も現役だそうです。

函館本線・白石駅

 

撤去された1番線ホームの跡地を眺めましたが、

整地され、形跡は何も残ってませんでしたね。

函館本線・白石駅

ホームがない4番線(中線)も1番線と同様、

通過列車で使われてるそうですよ。

 

明治15年開業の長い歴史を持つ白石駅ですが、

駅の歴史の重さを感じたい方は

今の駅舎に物足りなさを感じるかもしれません。

 

函館本線・白石駅

そんな方こそ絶対に

コンコースに展示されてる白石地区の歴史紹介を見るべし。

煉瓦模様の駅舎が愛しくなること間違いなしですから!

 

肥薩線にも白石駅があります。

 

 

 

 

 

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