2021/5/4 DLやまぐち号 グリーン車 上り列車 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(回転披露)

 

前回の続きです.

今シーズンの「DLやまぐち号」ではヘッドマークを前後につけているため,本来は転車台は使用されません.しかし,5月の連休の際には,DD51 1043を乗せて1周して展示させるというイベントが行われました.転車台のメンテナンスが兼ねられていると思います.こちらに関しては動画をご覧ください.

 

意外とゆっくり回るものです.

昼食は津和野駅のうどん屋で販売していた「あゆ弁当」にしました.なお,津和野駅のうどん屋はこの後,6月には閉店してしまったようです.弁当は事前予約制で販売を継続するそうです.大変お世話になりました.

駅前の「D51 194」もかなり綺麗になりました.鉄道模型製品みたいな感じがしました.

津和野といえば "Carp"です.日の丸模様のカープを見つけました.その他,2020年に亡くなった絵本作家「安野光雄」の美術館などが駅前にはあり,「DL・SLやまぐち号」の待ち時間には十分津和野観光を楽しめます.これからの季節は暑さに気をつけましょう.

どうこうしているうちにDLやまぐち号の入れ替えが始まります.

春季運行では桜紫色のヘッドマークが復路に使用されました.やはり客車列車は格好が良いです.帰りもグリーン車を取っています.

当たり前ですが,機関車連結側の展望デッキには入れません.

そして出発します.

煙を吐くディーゼル機関車を間近に見られるのは復路グリーン車の特権です.

(往路でも見れますが通路の真ん中でやや距離があるため,あまり集中して楽しめないと思います)

復路の乗車記念証はオロテ35-4001をあしらったデザインとなっています.

篠目駅の給水塔もこの通りです.グリーン車のサロン室は6席しか椅子がないため,多くの人が入ると密になる場合がありました.このような場合はすぐに窓を開けます.

周防国内では大歳駅での「スーパーおき6号」と交換します.

無事,新山口駅に到着しました.これからも,SLが治っても,沿線を魅了し続けることに期待します.

なお,2023年(4月)には山口線全線開通100周年を迎えます.

昨今の運転・警備事情から「SLやまぐち号を益田まで延長運転する」「SLやまぐち号に使用する客車を変更する」「『奥出雲おろち号』『あめつち』『〇〇のはなし』を入線させる」ようなハード面を強化するイベントは難しいかもしれませんが,代わりに,ソフト面で充実したイベントが企画されると良いのではと思います.

 

「DLやまぐち号」は「SLやまぐち号」が運行できないというピンチを凌ぐ苦肉の策ではありましたが,2020年末の運行・警備ノウハウやソフト的な強化もあって「SL」と遜色ない楽しみを山口線にもたらしました.可能であれば「SL」復旧後も,SLのメンテナンスも兼ねて不定期的,1シーズンに1日は予告して運行していただきたいところです.

 

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