205系500番台相模線。
マイクロエースからは『登場時豊田電車区』と『シングルアームパンタ 国府津車両センター』、あと『新塗装』の3種類が出ていますが、今回加工するのは『国府津車両センター』の4両セットです。
室内灯は車両購入後すぐにイルミの白色タイプが取り付けてあります。
少し白っぽい気もしますが、色合いは決して悪くないと思います。このままイルミのままでも良いかもしれません。
車体を外してみました。
マイクロエースらしい色のついた座席パーツです。
実車の車内はこんな感じになっています。
▼座席は緑色のモケット。
かつて横浜線を走っていた205系と同じ感じです。
ドア前は最近の車両のように黄色くなっていません。
横浜線を走っていた205系は茶色(ベージュ)っぽい暖色の床だったのに対して、500番台の床はグレー。青みも少しあって寒色のイメージです。
床面はグレー系統の色にして、座席は少し色が違いますがパーツの色を生かしてそのままにすることに決定。
ドア前の細かい部分だけ手元にあった明灰白色を塗って、床の大部分を薄いグレーの紙を貼ることにしました。
▼とりあえずドア前を塗った後に、紙を仮置きします。
▼室内灯を入れて確認
やはり座席の色が実車のイメージと違い過ぎます……。
そこで紙貼りで座席の色を変えることを思いつきました。
座席の色付けを紙貼りのみでやっていた頃、
「プリンターで印刷するより楽なのではないか」
と思って100均で買っていたカラーペーパーがあったので
ここから緑色を選んで貼ってみました。
これも実車のイメージと違い過ぎます……。
しかも車体を被せると……
窓より高くなった座席の背もたれ。これではダメですね。
一方、まだ加工をしていない車両の座席を、試しに緑で塗装したところ
断然この色の方が良いことが判明。
最初から座席を緑色で塗ることにしておけば良かった……。
座席に貼った紙は全て剥がしました。
こんな感じで、205系500番台は最初から余計な回り道で、時間と労力をムダに費やすことになったのでした……。