静岡鉄道 昭和47年~昭和49年 自動券売機券~2 | 菅沼天虎の紙屑談義

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交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

静岡鉄道の昭和47年~昭和49年頃の自動券売機券の2回目です。

 

昭和47年1月に狐ヶ崎駅で発行されました、30円区間の乗車券です。

 

 

当時の狐ヶ崎駅は「狐ヶ崎ヤングランド前駅」だったハズですが、発駅名は[狐ヶ崎]となっており、着駅のうち「運動場前」は、平成3年11月1日に現在の「県総合運動場」に駅名が改称されています。

 

昨日のエントリでご紹介いたしました券と同様に、着駅が縦書きとなる 両矢印式ですが、この券は同一運賃の中間駅(県立美術館前駅は当時は未開業)が「~」で省略されておらず、左右とも3つの駅名が記載されており、発駅の左右の矢印は昨日のエントリでご紹介いたしました長沼駅、柚木駅の券ように、枠囲みと矢印が一体化されてなく僅かに離れており、運賃は大人運賃のみで小児運賃の記載はありません。

 

 

 

 

こちらは昭和49年12月に発行されました、同じ区間の乗車券です。

 

 

運賃は30円から40円に改訂されています。

 

同一運賃の中間駅が省略されて「~」の表記方に変わっており、発駅の左右の矢印が枠囲みと一体となり、「発売当日限り有効 下車前途無効」の記載が1行書きとなって運賃の上部に移り、小児運賃が記載されています。