今年一ナイスだと思ったことは?

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 土日もお盆も正月もGWも関係なく、勤務自体大型連休などないという方は少なくない(全体から見れば割合は少ないのかもしれませんが…)と思います。
 公共交通機関、警察、消防、郵便、物流、ライフライン関係、サービス業…。
 私もそのようなみなさんの中に含まれるので、好きな鉄道旅をするときもなかなか観光列車やイベント列車に乗車する機会に恵まれません。ほとんど経験がないといっても過言ではないほどです。

 しかし、今年は珍しく自分の休日と正月三が日が合って、GW期間中も5月3~5日も同様でした。

 このGWのときに観光列車を楽しむことができないかと急に思い立って、ネットで乗ってみたい観光列車を物色していたらJR東日本新潟支社の観光列車のひとつ越乃Shu※Kura(この列車はえちごトキめき鉄道妙高はねうまラインの上越妙高駅からJR東日本信越本線~上越線経由で飯山線の十日町駅を結ぶ列車ですが、私たち夫婦でさが乗車できる日は飯山線には入らず越後湯沢駅までそのまま上越線を進むゆざわShu※Kuraとしての運転でした)に乗車してみようとダメ元でびゅうプラザ予約センターに電話をしてみました(それも予約の締切日に…)。

 大型連休中だし無理かなと思ったのですが、コロナ禍でキャンセルでも出たのか、なんとすんなり予約することができました。長野の家に行く予定の中での計画でしたし、長野にまた戻ってこなくてはならなかったこともあってこの際だからと往復申し込んだのですが、往復ともに予約できたという幸運でした。

 上越妙高駅に列車が回送されてくると、恥ずかしながら年甲斐もなくワクワクしてきます。





 1号車はびゅう旅行商品専用車両です。


 往路の青海川駅にて。

 終点の越後湯沢駅にて。

 復路の1号車の乗客はなんと私たち夫婦だけ❗
 貸切状態で贅沢な時間を過ごせました。
 おかげでアテンダントさんともゆっくりお話しすることができました。
 塩を嘗めながらの一杯は美味しかった❗

 帰りの青海川駅停車は日本海と夕日を楽しむために20分ほどの停車時間が設定されているのが嬉しい演出です。

 青海川駅の跨線橋の窓からの撮影です。
 私が若い頃まではスマホはもちろんガラケーもない時代、デジカメもやっと流通し始めた時代ですから跨線橋の通路の上の方に付いている小さな窓からこのようなさつえいをすることはできませんでしたよね…。ファインダーを覗かず、手を伸ばせばこのようにスマホでも撮影できるのはありがたいことです。
 信越本線が海岸に沿って通る柿崎~鯨波間では青海川駅付近をはじめあちらこちらで列車の撮影を楽しむために何度も車で訪れていますし、日本海を眺めながらの列車の車窓も好きなので、過去には特急「北越」快速「くびき野」、現在でも特急「しらゆき」などで何度も通っていますが、これらの列車はもちろんこの小さな駅には停まりません。
 この駅で観光列車で停車時間中に列車から降りて写真撮影をするのも初めての経験でした。





 上越妙高駅に戻ってきた頃には夕暮れ…この夕暮れ風景が下車するときの名残惜しさをさらに膨らませていた感じでした。


 過日…車でこの列車の走行写真をさつえいしに出かけました。
 この時期になると、この列車が通過する頃にはまだ夕日も日本海に沈むには早くて、タイミング的には初秋の頃までお預けといった感じです。
 後続の特急「しらゆき8号」とそのあとにやってくる貨物列車、そして反対の新潟へ向かう特急「しらゆき7号」あたりだともう少し美しく夕日を捉えることができたかもしれませんが…。
 実は、日本海に沈む夕日を絡めて…などと簡単に思うのですが、夏の女神はそれほど優しくなくて、肝心なときに海に霞がかかってしまったり、雲が多かったりで何度も振られています。



 まだ日が高いので、別の場所で狙った方がよかったのかもしれません。しかし、天候に恵まれただけ来た甲斐がありました。



 みなさんのブログを拝見していると、豪華な観光列車や各地の趣向を凝らした観光列車の記事があるとまるで子供のようにワクワクしながら、そして羨望のまなざしで読ませていただいております。

 私もまたいつか観光列車の乗車記をアップできる日が来ることを楽しみにしています。