別の被写体を狙って駅に駆け付けたものの、突然現れるレアな被写体に、
どう反応するか。
駅に着いたら、もうレンズキャップは外さなければならない。
モードもマニュアル、シャッタースピードもそこそこ上げておかなければならない。
いつでも何かが現れた事を想定して、準備する必要があります。
という事が実を結んだのがこの一枚。
この日はEF510カシオペア色を狙って駅でスタンバイしようとしたものの、突然
神戸線下り外側線に見慣れないシルエットが…。
なんと、EF66-27、いわゆる「ニーナ」が現れたのです!!
確かにフロントも順光とは言い難く、車体に光も当たっていないものの、こんな
コンディションでも撮っておくことが大切。みすみす見逃す術はないのです。
ちょっと加工してあげるとそこそこ見れる絵になりました。
折りしも「さよならヘッドマーク」が付けられようかというEF66。もしかしたらもう撮れない
と考えると、それはそれで大切な一枚になってくるのかもしれません。
ところで、ニーナがニーナたるゆえんは、やはり前頭の仰々しい帯が残っている点
でしょう。
帯が省略されたものと並べてみました。
ちなみにEF66トップナンバーは下りエンドがEF66元々の姿であり、上りエンドは帯が
省略されています。