こんにちは。
今日は2度目の更新、ED75機番シリーズの第125回 707号機です。”初代オリサル機”ですが塗り変えられる前、国鉄色時代も撮影できています。
ED75 707[秋] 1971年落成 →[福] 1984~
奥羽、羽越線用に開発された700番台の1両、秋田配置でしたが、84年に福島へ転じ、早い時期から東北本線が主な活躍の場所になりました。
最初の撮影はまだ国鉄時代、700番台の重連で貨物列車を牽引です。707号機先頭、次位機の機番は判読できません。[福]の重連の車扱なんて列車があったんですねー。露出が厳しく流し気味に撮ったんだと思いますが、キロポストがかかっちゃいました(汗)。
707号機は運転席側面がユニットサッシ窓化されています。また次位機にも乗務員さんの姿が..ナナゴーにおいて協調運転は無いと思うけど..。
1985/08 東北本線(特記以外以下同様) 白坂-新白河 5177レ
民営化直前、最後の国鉄時代を走ります。これも同じ列番の車扱貨物列車を重連牽引でしたが、次位機は一般形になっていました。
国鉄時代の700番台は、ナンバーに白ペイントが入らないことが多かったです。ちょっと判読しづらいですね。
1987/03 白河-久田野 5177レ
国鉄民営化ではJR東日本へ継承、ほどなく仙台の欧風客車オリエントサルーン専用機指定となり”オリサル色”金帯をまとった姿になりました。専用マークを付け、正調オリサルを牽引してやって来ました。
1987/10 久田野-白河 9126レ
オリサル専用機 といいつつ色々な運用に入っていました。この日はワムハチの車扱を牽引..
1991/02 久田野-白河 5170レ
品川の12系改造お座敷客車”江戸”を牽引して来ます。予期せずやって来たので列番が分かりません。”オリサル”以外を牽引する時はヘッドマークを外していたようです。
711号機に続いて登場した金帯707号機ですが、こちらはナンバーも金文字、711は白文字という違いがありました。塗り変えられる直前に白ペイントが入っていなかったのが影響した?
1991/06 泉崎-久田野 列番不詳
色々なジョイトレを牽引する姿が見れました。これは何だっけ?12系改造の尾久座”なごやか”でしたっけ?種類が多く塗装が変わったりもするのでこんがらかります。
機関車も客車も私的には国鉄時代のオリジナル塗装のままが良かったんだけどなー。
金帯のオリサル機、友人が”カンピョウ巻”と評したので、仲間内でそう呼んでました(笑)。
この時も”ゲーッ、カンピョウ喰らったー”って感じだったと思います。私は国鉄色好み、オリサル以外の客車牽引は原色機を期待して行っている訳で..
1991/11 東白石-北白川 9101レ
これは長野の12系改造お座敷、”白樺”でしたっけ?朝早い列車、露出が厳しかったと思います。機番文字貼り位置が若干間延びしているのも707号機の特徴でした。
1993/07 平泉-前沢 9129レ
マーク付きの正調”オリサル”の撮影回数は意外と少なかったです。12系改造の欧風客車”オリエントサルーン”、客車はいい感じだったと思います。カンピョウ巻かない原色機のままで十分似合うと思うんだけど..(笑)、原色機が牽引したということもありました。1993年に[青]に転属になって間もない頃の撮影、予期せずやって来ました。
1994/11 平泉-前沢 列番不詳
青森へ転属になって、寝台特急”あけぼの”牽引の運用に入ったりもしました。
同じ列車を横から撮ったもの、機番と[青]の区名札が判読できます。
1995/11 奥羽本線 津軽湯の沢-碇ヶ関 1001レ (2枚とも)
俯瞰撮影で機番の判読は原版からやっとですが、唯一50系客車を牽引した姿、これが最後の1枚になりました。
1995/12 小繋-小鳥谷 531レ
707号機は1996年に廃車になっています。
JR時代は金帯をまとった姿ながら、旅客に、貨物に幅広く活躍する姿を記録出来ました。
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以上ED75 707 機番シリーズNo.125、最後までご覧いただきありがとうございました。