梅雨明けの足音が近づきつつありますが、皆様は体調などいかがでしょうか?季節の変わり目なので、風邪など引かぬようご自愛下さい。
さて今回で第3弾となる今シリーズは、東京の地下鉄車両に焦点を当ててみたいと思います。
【東京都交通局10-000形】
元京王沿線民の私にとって、昔ながらのよく跳ねる座席がたまらない車両、ハイフンが入っていますが、10000形と呼ばれています。
そんな東京都交通局10-000形は、地図式車内案内表示装置を世界で初めて採用した車両で、1971年に全電動車構成・セミステンレス車体の試作車4両が登場、1997年まで28編成224両が製造されました。
1997年に導入された最終増備車両は、外観や内装が初期車と大きく異なります。車体側面の波板がコルゲート加工からビードプレス加工となりスタイリッシュな姿に。
【営団地下鉄01系】
これが最大の選定理由です。
後期に登場した編成は行き先表示機がLEDとなり、最終増備車は制御装置がチョッパ制御から省エネタイプのVVVFインバータ制御に変更となっています。
【東京メトロ16000系】
私も同じ理由でこの車両を選定したのです。
16000系は、1971年から千代田線で使用していた6000系(上写真)の代替車両として、2010年から2017年にかけて10両編成37本を製造、車両のデザインはフェラーリのカーデザインで知られる奥山清行が担当し「環境への配慮」を掲げて設計されました。
日本国内の新製車両としてはJR東日本E331系に続き、2例目となるPMSMを採用することで、従来の三相誘導電動機(モーター)よりもエネルギー効率を高くすることができ(従来の92%を96%まで向上)、さらには全密閉構造とすることで低騒音も実現させました。
1次車となる第1~5編成の前面にある非常用貫通扉を中央に設置しましたが、運転士達から右側の前方視界が見づらいとの指摘があったことから、2次車となる第6編成以降では非常用貫通扉を350mm車掌台側にズラしたデザインとなりました。
今回は以上です。
東京メトロ有楽町線・副都心線7000系(上写真)は、2022年度までに10両編成(4M6T)6本と8両編成(3M5T)15本を導入する「17000系」によって置き換えられる予定です。廃車進行中で、10両編成1本・8両編成14本となりました。
美辞麗句を並べて、日本人の怒りを倍増させたいのですか?
緊急事態宣言が発出される東京から不要不急の外出は辞めて下さい。
それとも五輪貴族は特別だからお構いなしですか?
オリンピックを正当化するパフォーマンスは不要です。
暴言を失礼いたしました。
今回も最後までご覧下さり、ありがとうございました。