高速でそばを出してくれる 神戸高速鉄道が新開地駅で運営していた「高速そば」が、2021年6月30日をもって閉店していることが現地の貼り紙から明らかになりました。
同地(新開地エリアタウン)のテナント元であるメトロこうべのサイトからも抹消されています。
高速とは
6月中旬頃から「当分の間休みます」という貼り紙が掲示されていましたが、結局そのまま営業を再開せずに閉店してしまったようです。
コロナウィルスによる旅客の減少や、飲食店への自粛要請(実質的な命令)などが響いたのでしょうか。
高速そばの名前は、「南海そば」のように私鉄会社名+そばという命名方法が多い関西の立ち食いそば店文化の中で、神戸高速鉄道+そばということで「高速そば」と命名されました。
はっきりとした文献はないものの、創業50年という情報があることから、1970年頃には開業していたものとみられます。神戸高速鉄道の開業が1968年ですから、この頃でしょうか?
運営会社の変遷
高速そばの運営会社はころころと変わってきており、
当初は神戸高速興業(神戸高速鉄道の子会社)の運営
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2010年に「阪神ステーションネット」へ移管
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2016年に駅ナカ事業を分割継承した「エキ・リテール・サービス阪急阪神」へ移管
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時期不明「虎重山本食品興業」に移管
という流れだったようです。
関連リンク
【神戸高速鉄道】あの頃の駅看板