JR九州 普通回数券 発売終了~5 記入式補充回数券~2 | 菅沼天虎の紙屑談義

菅沼天虎の紙屑談義

交通機関を利用する為の切符・・・一般の方々にとっては使い終わってしまえばタダの紙屑で、最後は係員に渡して終わりになるモノです。
そんな紙屑に夢中になってしまった大馬鹿モノの戯言にお付き合い下されば幸いです。

7月6日のエントリ「補充回数券~2」で、「JR九州の補充回数券は、以前は発行箇所が管理駅発行であったり、3ケタの半角数字の窓口番号が印刷されている例が見られましたが、後に自駅(実際の発行駅)が発行箇所となるように変わって来ました。」と申しましたが、記入式補充回数券も同様でした。

 

久大本線の庄内駅発行の記入式補充回数券です。

 

 

発行箇所は管理駅の「由布院駅発行」となります。

 

こちらも平成の訂正券ですが、庄内駅の「補回」は西暦日付券で自駅の「庄内駅発行」と印刷された券に切り替わっており、記入式補充回数券も西暦日付券に切り替われば、発行箇所が「庄内駅発行」に変わったものと思われ、発売は普通回数券発売終了の5日前となりますが、もし発売最終日までに西暦日付券に切り替わったとしても、管理駅の「由布院駅発行」と印刷された西暦日付券は出なかったものと思われます。

 

この券と同様に、管理駅発行となる記入式補充回数券は、肥薩線栗野駅にも「吉松駅発行」と印刷された平成訂正券が残っており、栗野駅でも「補回」は平成訂正券ながら自駅の「栗野駅発行」と印刷された券となっておりましたので、こちらも発売最終日までに西暦日付券に切り替わったとしても、管理駅の「吉松駅発行」と印刷された西暦日付券は出なかったものと思われます。