先回は、11月・12月の発売予定品と共に7/2に発表された台湾新幹線700Tの再販に関する記事を投稿した際に、購入希望される方は早めの予約をお勧めしますと記述していました。

 

私自身は、2018年に初めて国内販売された際に6両基本セット(品番10-1476)を運良く入手しており、今回は6両増結セット(品番10-1477)を是非とも確保したいと思っておりました。その記事の投稿を済ませた後の23時頃に、おっとり刀で何時も利用している家電量販店の予約サイトを見てビックリ。既に残数2になっており、慌てて予約操作をするもタッチの差で手遅れ・完売表示になってしまいショックから抜け出せません。その時点で基本セットは残12でしたが、翌朝には完売していました。大変な人気製品なのか、それとも前回の供給数量制限のこともあって今回の予約数量自体が低めに設定されているのかは判りませんが、ただただ驚くばかりの状況です。

 

さて、本題の11月・12月の発売予定品ですが、既製品を利用した塗装変更品や搭載品変更による新製品、それと再生産品で占められています。

 KATO鉄道模型ホームページ | 発売予定品ポスター (katomodels.com)

何れも気になる製品ばかりですが、価格面でお手軽なのがこちらの再生産品かと。

EF15最終形(写真は標準形:3062-1で代用),タキ35000の黒色(日本石油輸送色)/青色(日本オイルターミナル色),ヨ5000で、何れも久々の再生産です。

 

この中でタキ35000は、近年の異径胴タンクながら台枠を有す新旧折衷が魅力で趣のある貨車で、初回生産時には「米タン」仕様の8両セットもありました。詳細については、以前に投稿した記事(→こちらこちら)をご覧ください。

 

また、M250系スーパーレールカーゴも、搭載コンテナを一新して発売されます。

左側が初代製品に搭載されたU54A形コンテナ、右側が二代目製品に搭載されたデザイン変更後のU54Aコンテナです。今回の三代目製品では、U54Aコンテナより背の低いU50Aコンテナに変更されるとのことで、デザインは右側と同等の模様です。編成での購入を躊躇される方も、コンテナ単体が2個セットで別売され、コキ106等のコンテナ貨車にも搭載できてお手軽価格(定価:税込1,210円)ですので如何でしょうか。そういう私も、写真の別売コンテナのみを購入(→こちら)しただけで、M250系編成はまだ所有していません。

 

ところで、今回の発表で期待していた2021年発売予告だった「智頭急行HOT7000系 スーパーはくと 6両セット(品番10-1693)」(→こちら)が見当たりません。コロナウイルスの影響で新規製品の投入が滞っている状況下で、発売中止になったのかと不安に駆られますが、2021年内発売でなく、2021年度内発売なら2022年3月末までまだ残された日がありますので、もう暫く期待して待ちたいと思います。