今日は7月6日ということでまたまた語呂合わせになりますが、今まであまりご紹介したことがない「ED76」を取り上げたいと思います(^o^)

 

ナナロクは北海道と九州に配備された交流電機ですが、北と南では全然別物のような形態で、ロクヨンの基本番台と1000番台同様本来別形式にしてもおかしくないカマです。

 

北海道版は500番台を名乗り、ナナゴのように貫通扉付きでした。

 

これは地平ホーム時代の札幌駅に旧客の普通列車を牽いて到着したシーンです。

 

一番の特徴は客車に暖房を供給するために蒸気発生器(SG)を搭載していたことです。電機なのに白煙がチョロチョロ出ているのは別に小火を起こしている訳ではありません。

 

末期の頃は札幌圏で朝晩の通勤通学用に50系の長い客レを牽引していました。

 

それに対して九州版は貫通扉がなくてハチイチを小型にしたような姿態です。かっては数々の名ブルトレを牽引しました。

 

この「はやぶさ」は未だ西鹿児島まで単独運転で走っていた時代のものです。九州のヘッドマークはお椀型で非常に特徴的でした。

 

今は3セクの肥薩おれんじ鉄道の区間となった名所薩摩大川~西方でたった一度だけ撮った関西から来る「なは」です。

 

こちらも一度きりの撮影だったジョイフルトレイン「サザンクロス」をナナロクの専用機が牽引したシーンです。貴重な機会だったのに全く土地勘がないために今から見るとこんな逆光気味のしょうもない絵面になってしまいました(-_-)

 

日豊本線を走るブルトレ「富士」は一番撮影機会が多く、廃止直前には記念に東京から大分までA寝台に乗り鉄も行いました。富士山をかたどったマークだけはさすがに伝統のお椀型にはできなかったようです。

 

現在ナナロクは貨物機のみで、引退する日もそう遠くないでしょう。フアンの夢としては最後に何らかのイベントでななつ星とかあそBOYの客車を牽かせて欲しいと思うのですが~