憎き存在だったEF64 1000 | 空の下、レールの上を人生と共に(JNR Forever)

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拙ブログ、2か月程放置してしまいました。

 

私の貧困な着想力のせいですが、国鉄型・夜行列車・貨物列車限定ネタ、特に国鉄型と夜行列車は懐古趣味に走り、どうしても後ろ向きなネタばかりで、いつも「これでいいのか」と思い更新する気が失せていました。

 

あくまでゆるゆる更新しますが、とりあえずの生存証明です。

 

EF64 1000、私には暫くの間憎き存在でした。

私が愛して止まなかった上越型のEF58を駆逐したからでした。

 

老朽化したEF58の置換えであって、物事は順番なので「憎き存在」と恨むのは全くの筋違いですが、当時は飯田線の旧型国電を置き換えた119系に対して同じ思いを抱いた方、多いでしょう。

 

この写真は1982年11月14日。

翌日の上越新幹線開業を控えた、上野発の電車特急の大部分と、旧型客車による夜行列車の最後の日でした。

複雑な思いでカメラを向けたと思います。

 

1982.11.14 上野

機関車番号はEF64 1010と読み取れる気がします。

 

当時12系・または14系座席車の多客臨「天の川51・52号」では、この機関車にいつもお世話になったものです。

上越線にしか走っていない(当時)と思うと、徐々にこの機関車には情が移りましたが、それでも40年以上経って「国鉄型」ということで有難がられるとは予想出来ませんでした。

 

JR旅客会社と貨物に袂を分かち、東日本に継承されたカマは、本来牽くべき列車はもはやありませんが、「SL碓氷」などでは乗れる機会があるでしょうか。