2021/4/18 その2 地域の皆様に見送られながら進む奥出雲おろち号 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(トンネル内の光景はもはや夜行列車)

 

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7/3は,神奈川県を中心に大雨となっており,伊東線では盛土流出などの被害が出ています.沿線にお住まいの皆様のご無事を祈ります.

「DEC700型」の発表納入などの関係により,「金屋代かずおのお部屋」ではここ7記事,その日に更新することが必然的である記事ばかりを投稿せざるを得ず,「【特集】奥出雲おろち号」が止まっていました.大変お待たせしました.

木次線の光景

木次を超えると車窓には農村が広がるほか,トンネルも多くなります.

トロッコ車の屋根にはおろちを象ったイルミネーションがあります.

トンネル内のトロッコ車もなかなかの開放感です.

先頭部にはカメラが多数設置されていました.そもそも前面展望ができる列車は限られてきていますので,いかにも現代的な光景と言えます.

そしてそのような光景の中を,DE15 2558号機がじっくりと押していきます.

沿線の歓迎ぶり

この列車は運行初日であることもあり,各駅では多くの住民の皆様による大歓迎が行われていました.

沿線では出雲そばなどの弁当の販売に力が入っています.

筆者も購入してしまいました.

一部の商品は区間限定で車内販売もされる場合があります.売り切れる場合があるため,事前予約をすればより確実と言えます.この「クリーム大盛り大福」のほかに,「仁多牛べんとう」も車内で販売されていました.

列車は出雲坂根に到着しました.行き便ではここの停車時間は長くありません.

 

現代の奥出雲おろち号・木次線の存在意義の一つがこの先の車窓にあります.次回の記事で詳しく紹介します.

 

続く

 

「奥出雲おろち号」のような貴重な車両を使用する列車は年々その維持が難しくなってきていますが,「えちごトキめき鉄道」がそれに手を挙げてくれました.当ブログでも兼ねてから紹介していた413系・クハ455型による急行列車がついに明日7/4,運行開始となります.筆者も乗りに行きたいのですが,梅雨末期の大雨とともに,非常に短かった今年の旅行シーズンはまもなく終わりを告げる可能性まで出てきました.まずは2022年の検査までの運行と報じられていますが,鉄道模型での製品化をお願いしたいところです.他の「トキ鉄」車両を製品化したKATOにお願いしたいところですが,前面の行き先表示機が塞がれているゆえに,413系には713・717・417系と異なる専用の金型を使わなければならないことがネックと言えます.