京成電鉄が、6月29日に第178期有価証券報告書をリリースしています。
有価証券報告書内で2021年11月末までに、鉄道新造車両16両の記載があり、予定通り、2021年度内に、3100形8両編成2本が導入されます。
2021年度の設備投資予定
京成電鉄がリリースした、2021年度の有価証券報告書の内容として、基本的には昨年度からの継続になります。
- 四ツ木~青砥間での連続立体化工事(2023年3月まで継続)
- 列車無線設備の更新(2023年3月まで継続)
- 印旛郡酒々井町土地取得(時期未定)
- 鉄道新造車両(2021年9月→2021年11月完了に修正)
- 北総線内のC-ATS化(2023年3月→2024年3月完了に修正)
第177期有価証券報告書(2020年度)から、投資内容の完了時期に修正が発生しています。
2020年度の有価証券報告書では、2021年9月に新造車両16両が導入予定でしたが、社会情勢の変化のためか、完了日が2ヶ月後ろ倒しに修正。
また、北総線内のC-ATS化も、2020年度の有価証券報告書では2023年3月完了予定でしたが、2021年度の有価証券報告書で修正され、2024年3月完了予定になっています。
3400形の離脱も進むか
2020年7月に3100形3153編成・3154編成が営業開始された、わずか1ヶ月後、2020年8月に3400形3408編成が運用離脱しています1。
同じ想定をすると、2021年11月に3100形3155編成・3156編成が導入され、2021年末までに3400形2編成が運用離脱、その後廃車になることも考えられます。
関連リンク
京成電鉄IR情報 有価証券報告書-第178期(令和2年4月1日-令和3年3月31日)
京成電鉄IR情報 有価証券報告書-第177期(平成31年4月1日-令和2年3月31日)
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