SL銀河、1年ぶりに復活 

8月21日から釜石-花巻間

 JR東日本の蒸気機関車「SL銀河」が8月21日に1年ぶりに運転を再開する。現在は点検整備のため運休しており、今年初の運行となる。SL銀河は釜石―花巻間で土日祝日に運行する特別列車で、宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」をイメージした車体は鉄道ファンを中心に人気がある。

 車体をけん引する機関車は1940年製の「C58形239号」で、同年から山田線などで使われ、72年の引退後は盛岡市内の公園に展示されていた。その後、東日本大震災の復興支援のために約1年かけて整備され、2014年に釜石―花巻間で運行を始めた。

 

「SL 銀河」C58 239号機とキハ141系気動車は協調運転!

JR東日本・SL銀河ジョイフルトレインの紹介!

 

SL銀河は(JR東日本)が2014年4月12日から釜石線で運行しているジョイフルトレインです。

「SL銀河」は蒸気機関車・C58 239号機とキハ141系・気動車が連結して運行する全国でも珍しい列車!

 

JR東日本の釜石線は急勾配やトンネルが多く、機関車単機では、釜石線の勾配区間における牽引が困難であることから、客車のキハ141系気動車は、動力装置ディゼルエンジンは搭載したまま使用する。運転室は保安装置がJR東日本向けに取り替えられ、デジタル無線を導入した。C58 239牽引時、ブレーキ操作の取り扱いは行わないため、抜取の位置にしてブレーキハンドルを取り外した状態にし、キハ141気動車の運転手は、SL機関車運転手との無線連絡を通じてマスター・コントローラーによる動力装置の調整のみの操作を行う、列車全体のブレーキ制動はSL機関車の運転手が行う、これは蒸気機関車と気動車の協調運転で、全国でもこの列車だけです!。なお、この改造は2014年1月下旬に完了し、同年2月よりC58 239による牽引のほか、単独での試運転も行われている。

東北地方の観光面からの復興支援と地域の活性化を目的として、岩手県営運動公園内の交通公園に展示保存されていた蒸気機関車C58形 C58 239号機 を動態復元させ、釜石線を走行させるプロジェクトとして始まった。2014年4月12日に運行を開始した。

釜石線の勾配区間における運転をC58 239号機とキハ141系気動車は協調運転で運行!

SLが牽引する4つの客車に描かれた模様は、「銀河鉄道の夜」に登場する星座や動物たちがモチーフとなっています。はくちょう座、わし座、さそり座、ふくろう、ラッコ、鷺(さぎ)など、まるでそのまま物語の中から飛び出したかのよう。また車体を染め上げているのは奥山清行氏が選んだこだわりの「青」。トーンが異なる8色もの青を塗り分けることで、夜が明け、朝へと変わりゆく空を表現しています。

「SL銀河」客車にはキハ141系700番台が使用される。元々は(JR北海道)が50系客車(オハフ51形)を改造して製作した気動車であり、札沼線で運用されていたが、同路線の電化に伴い余剰となった車両をJR東日本が購入し、郡山総合車両センターで再改造した。

機関車単機では、釜石線の勾配区間における牽引が困難であることから、動力装置は搭載したまま使用する。運転室は保安装置がJR東日本向けに取り替えられ、ATS-Ps形が設置された。また、防護無線装置デジタル無線を導入した。C58 239号機牽引時、ブレーキ操作の取り扱いは行わないため、抜取の位置にしてブレーキハンドルを取り外した状態にし、気動車運転手は機関車との無線連絡を通じてマスター・コントローラーによる動力装置の調整のみの操作を行う、C58 239号機による牽引のほか、キハ141系単独での試運転も行われている。

C58 239号機の連結なしで、キハ141系気動車、単独での運転もできる!

めがね橋の付近の線路は、釜石線でも有数の急勾配になっていて、SL(蒸気機関車)が運行されるときなどは、特に黒煙をたくさん吹き上げる場所で、力強く橋を通過する姿は恰好の被写体として親しまれています。「道の駅みやもり」の付近は最適の撮影場所として、大勢の鉄道写真マニアで賑わっています。

 

by   GIG@NET

 

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