皆様こんばんは、備前国鉄道です。

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今日から7月。

岡山では、来年夏の岡山デスティネーションキャンペーンを前に、今日からプレキャンペーンが始まりました。



JR岡山駅の中央改札口を通ると、頭上には大きな横断幕が登場していました。

デスティネーションキャンペーンとは、JRグループ各社と自治体が共同して行う大規模な観光キャンペーンで、岡山では今から5年前、2016年の春(4月~6月)に開催されています。

キャッチフレーズは「こころ晴ればれ旅」。

本キャンペーンは、来年2022年の7月1日から9月30日までの3ヶ月に渡って開催されることになっています。

プレキャンペーン期間中は、旧国鉄時代の車体塗装を復刻した「ノスタルジー」車両を使用した臨時列車「美作国やまもり号」が津山線で運行されるほか、ふだんは宇野線や山陽本線尾道方面で運行されている観光列車「La Malle de Bois」が赤穂線 日生駅まで走るようになります。

列車と合わせて利用できる周遊バスの運行や、岡山を満喫できる各種旅行商品の発売も予定されています。


↑岡山駅のみどりの窓口付近にあるパンフレット入れ。コロナで割引商品やフリー切符の発売が休止になっている為、デカデカと告知が(笑)

備前焼で名高い伊部や刀剣の里長船を沿線にもつ赤穂線にラマルが乗り入れるのは今回が初めてで、岡山~日生間を「ラ・マル・備前長船」という列車名で運行します。



La Malle de Boisは前回2016年春の岡山DCの時にデビューした観光列車で、「旅支度をする特別な時間を楽しむ列車」がコンセプト。

213系電車を改造したもので、自転車を組み立てた状態で積み込める「サイクルスペース」が車内に用意されており、数々のアート作家による作品も楽しめます。

カウンターでは、地域の特産品とコラボしたグッズ、飲料などの販売も行われます。



キハ47形「ノスタルジー」も2016年にデビューした車両。

当初は国鉄一般色でしたが、昨年2月に国鉄急行色(上写真)に塗り替えられました。

外観だけでなく車内も昭和40年代を再現してあり、因美線で年2回運行される「みまさかスローライフ列車」をはじめ、岡山県内で運行される臨時列車には引っ張りだこ。

今回のプレキャンペーンでは、「美作国やまもり号」として岡山~津山間を走り、車内で県北地域の特産品の提供や、途中駅でのおもてなしなどが計画されています。

ちなみに「やまもり」を漢字変換すると「山森」で、自然豊かな山と森へ向かう列車という意味だそう。

決してご飯が山盛りという意味ではないですよ(笑)

もちろん、地元の方々のおもてなしは山盛りでしょう。

プレキャンペーンの間は新型コロナの影響で大規模な旅行客の呼び込みは期待できそうにありませんが、来年の本キャンペーンの頃までには情勢が落ち着いていると良いな~と思います。

コロナがおさまったら是非岡山へお越しください(^^)v

今回の記事は以上になります。

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