■飛行機を操縦したい!

鉄道の運転体験はいくつかの鉄道会社でも行われていて、私も実際、のと鉄道さんで運転させて頂いたことがあります。

 

しかし、飛行機となるとそう簡単にはいかないようです。

と言いながら、国内線の幅広い路線で使われている旅客機のBoeing737型機が操縦できるということでやってきたのは、羽田空港第1ターミナル。

 

ターミナルビル5階のある「LUXURY FLIGHT」さんの入口です。

 

 
予約していたことを告げて、早速、機長の制服に着替えます😎
私服のままでも乗務可能ですが、やっぱり気分を盛り上げるには着替えたいところです。
 
 
過去の操縦経験を聞かれたので、
「プレイステーションの『ジェットでGO!』や、アーケードゲームの『トップランディング』をやったことがあります!」
と自信を持って答えました(笑)。
 
「全然違いますけど、バッチリです!」と、
OKのような、NGなような反応を頂き、コックピットへ向かうことになりました😆
 
 
■コックピットへ
737と書かれた扉の向こうに、Boeing737型機がいるとのこと。
入口のCAPTAIN(機長)の名札の覧には、私の名前を書き込んでくれます。
 
 
高まる気分を抑えて、とりあえずドアの前で記念撮影でも。
 
ドアを開けると、目の前には実際のB-737のコックピットが広がります。

感激です😂
が、これを今から操縦するとなると緊張でしかありません。
 
 
左側の機長席に座るように促されるままに、早速着席。
既に、タキシングを終えて、34R滑走路で停止中のようです。
 
ガイド役の副操縦士の方から、いくつかのスイッチやレバーの使い方を習います。
 
 
コックピットに並ぶ計器の数々、格好いいですね。
 
 
どれが何だかわからないですけど(汗)。
 
■すぐに離陸
心の準備ができる間もなく、早速、離陸せよとのこと。
「Cleared for Takeoff RWY 34R」ですね🎉
 
まずは頭上のスイッチを操作し、離陸することを客室に知らせます。
離陸直前に聞こえる「ポン・ポン・ポン・ポン」と4回のチャイム音は、耳にしたことがある方も多いと思います。
 
中央にあるスラストレバーを引いて、エンジンをフルパワーに。
操縦桿の足元にあるラダーペダルで滑走路の中心から外れないようしていきます。
この際に操縦桿を左右に着ると、飛行機が傾いて主翼が接地してしまうとのこと🤔
 
離陸地点に到達したので、操縦桿を手前に引いてテイクオフ✈️
 
 
離陸して、すぎに右に方向を変えるようにとの指示。
そうです。羽田空港の空域は非常に綿密に飛行ルートが定められているのです。
 
飛行機の向きを変えるのは、3次元になりますので結構難しいです😅
方向を傾けることによって、下降しがちになりますし、傾け過ぎたり、失速しないように注意が必要です。
 
 
そのまま東京スカイツリーから、埼玉上空を左旋回していきながら、機首を羽田空港に向けていきます。
 
 
何度か旋回を繰り返しているうちに、操縦のコツがつかめてきたような気がします😚
 

■緊張の着陸
今回の着陸コースは、新宿~渋谷上空を経由して羽田空港に着陸するという、いわゆる新飛行経路。
左下にはレインボーブリッジが見えてくると、いよいよ最終の着陸態勢です。
 
 
離陸は上空に向かうだけですが、着陸は当然ながら滑走路中央を目指さなくてはいけません。
 
左右の微調整をしながら、着陸直前のコックピットの様子です。
どうやら、滑走路中央に着陸できそうです。
 
 
副操縦士の話では「滑走路から外れてしまう方も多い」とのことですが、きちんと滑走路上に着陸🛬
自画自賛ですが、ソフトなランディングだったと思います✌️
 
無事に着陸できたので、ひと安心です。
 
■店内
乗務後は「LUXURY FLIGHT」さんの店内を見学。
スターフライヤーさんの座席は、2020年10月に閉店してしまった、有楽町のアンテナショップにあったものだそうです。
 
 
店内に並んでいる、航空グッズを購入することができます✨🎁
 
そして、こちらはAirbus320型機のシミュレーター入口です。
Airbus320型機の操縦桿は、ジョイスティックタイプで操縦性も大きく異なるようですので、次回は、こちらも操縦してみたいです。
 
 
窓側には、JALの「クラスJ」シートが並んでいます。
 
 
この座席は売っていないのかって?
もちろん販売しています😏
 
中古品ですが、ちなみに下の写真で、革張りの方が357,500円、布張りの方が302,500円です。
 
 
どなたか購入されますか?
 
■体験料
気になるフライトシミュレーターの体験料ですが、30分だと11,000円、45分だと16,500円などと非常に高価なものですが、15分の体験コースでしたら、なんと3,300円です👍
 
スタッフの方も非常にフレンドリーで、こちらのレベルにあわせて解説してくださいます😊
「やってみたい」という気持ちだけあれば、楽しめること間違いなしです!
 
シミュレーター自体は、パイロットの方が使用するものと変わらない本格的なものですが、低価格を実現するため、6軸モーションという揺れや振動などを感じられる機能はカットされているとのことですが、初回ならモーションなしでも十分に楽しめます。
※Boeing737型機はオプションで付けられます。
 
羽田空港では、Boeing737型機、Airbus320型機ですが、中部国際空港では、Boeing747型機、787型機を体験できます。
 
あなたも、大空へ「TAKE OFF」してみませんか?