皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

733系整備も終わり、次はいよいよ今月末新製品で本命であったEF71+キハ81系「つばさ」に手を出したいと思います。まずはEF71です。

 

↑今回のEF71はキハ81系「つばさ」の補機という位置づけで製品化されているようです。わざわざ「1次形」と明記しているということは更なるバリエーション展開に期待できるということでしょうかね。

 

さて、キハ81系の補機をイメージして生産されたEF71ですが、ウチでは気動車は密自連TN、客車貨車はKATO系カプラーに統一しています。ここでこのEF71をつばさの補機用にTN化してしまうとウチの客貨車との連結が出来なくなってしまいます。また特にこの補機運用に拘るつもりは無く、単に旧客や50系、貨車を牽かせたいという思いが強かったので普通にナックルカプラー化することにしました。

 

↑箱から出してみました。

 

↑前からEF71欲しかったのですよね。KATOの製品は中古で調べるとプレミアになっており、暫く放置していましたが今回Tomixさんからの製品化となりました。

 

↑別パーツ一式です。なにやら見慣れないものが沢山付いています。良く見ると電暖表示灯も別パーツなのですね。面倒な…。

 

↑以前はアーノルドカプラーをTN化する際は、カプラー部のみ取り換えるだけでしたが、今回のEF71はTNがスプリングで復元される方式になっており、カプラーマウント自体を交換するようです。これって従来の方法でナックル化できるのでしょうか??

 

↑とりあえず実践します。従来からの方法でJC61を使用するものです。最近はJC61の出品も少なくなり、今後のTomix製機関車のナックル化はTomixさんが設計変更すると大変になりますね。

 

↑JC61です。まずはこれが素直に今回のEF71に付くかを試してみます。

 

↑今回のEF71のスカート部です。

 

↑ぱっと見はアーノルドカプラーの取付方法は従来と同じように見えます。

 

↑アーノルドカプラーを外しました。どうやら従来と同じようです。

 

↑試しにJC61をそのまま付けてみましたが、ちゃんと付きました。(左端)

 

↑ではJC61のカプラーポケットをばらし、TNを外してかもめナックルに交換します。

 

↑ナックルカプラーの準備は出来ました。今回はJC61のカプラーポケットにかもめナックルを装着した後、カプラーが上を向かないようにプラ棒を挿して下気味にしました。

 

↑無事にナックルカプラーが付きました。

 

↑これで無事にEF71もナックル化完了です。最初見かけないTNが付いていて焦りましたが、アーノルドカプラーの構造は従来通りだったのでナックル化できました。

 

↑カプラーの出の寸法も良い感じです。

 

↑顔をアップにしてみました。いやーカッコいいですね!

 

ナックル化は無事終了しましたので、あとは付属パーツの取付を行いました。

 

↑Tomix製機関車はKATO製機関車に比べてユーザー取付パーツが多くて大変です。

 

ナンバープレートは、KATOさんは裏の取付用凸部がランナー切り出し部になっているので作業しやすいですが、Tomixさんはナンバープレートの左右がランナーとの切り出し部になっていますので、慎重に切断しないと斜めになったり、幅が長すぎてしまったり切りすぎてしまったりと非常に難しいです。これ、そろそろ何とかしてくれないかなぁ…。あと、先頭部は綺麗にハマっていますが、側面は若干飛び出てしまいます。実車はブロックナンバープレートではなく車体に直接切り文字を貼るタイプなので、もうちょっと何とかならないかなぁと思います。

連結器の解放てこは取付済みなのに、手すりはユーザー取付なのも面倒ですね…。

屋根上の信号炎管とホイッスルは、どうせ車体と同色になっているなら別パーツにしなくても…と思ったりもしますが。そのまま付けるとゆるくて外れることがあるので接着剤を使用したいのですが、極微小なパーツなので接着剤をはみ出ないように付けようとすると至難の業です。かといって付けてから裏から接着剤を流し込もうと思うと、車体内部には運転台パーツやガラスパーツ、ライトレンズなどが沢山付いており全てバラバラにしなければなりません。これまた非常に骨が折れる作業ですね。

KATOさんの別付けパーツは若干穴がきつめなので一度付けると簡単に取れなさそうですが、Tomixの別パーツは若干緩い傾向があるのでなかなか難しいです。この辺りのユーザーへの配慮はKATOさんに軍配が上がるかなというのが個人的な感想です。先日KATOさんのEF64を整備した時はナンバーとメーカーズプレートをポンポンと付けて終わりでしたからね。

 

あと、実はこのように付属パーツの取付に奮闘している間に指がパンタグラフに引っ掛かって、パンタを1つ破損してしまいました…。写真は急遽ウチのED75から1つ外して撮影しています。信号炎管やホイッスルはパンタと近いですからね。一旦パンタを外してから作業した方が良いかもしれません。

 

↑とはいえ、全体的なプロポーションは非常によくできていると思います。

 

↑試しにカプラー交換したばかりのワム80000と繋げてみました。EF71の方が若干高いですが走行には問題なさそうです。

 

ということで整備完了したEF71でした。前述の通りキハ81系「つばさ」と同時発売でしたがナックル化してしまいましたのでつばさとの併結は出来なくなってしまいました。この機関車には客車や貨車を牽いてもらいましょう。先月末からTomixさんの再販で貨車はかなり増えましたしね。

 

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!