毎度!おばんです!
今日、ようやく無事に「ラストラン」を迎えることとなった山陽3030F。
さよなら運転の乗車券も見事に抽選にハズレて、
「どこで見送ろうか?」と考えた結果、
やはり「海と絡ませよう」にして・・・
見事な「曇天」でしたが、山陽電車で「一番景色がいい」とされる、
滝の茶屋駅で見送ることにしました。
本当は晴天で、海の「青さ」と絡ませたかったのですが、これはもう仕方ないですよね。
では、東須磨での発車時間までに「ピンキチさん主催か?」と言われる、
幕回し大会もあったようですが、大混雑の中行こうともせずに、
静かに?見送ることにしました。
(滝の茶屋駅周辺も含めて、結構混雑していましたがね)
では、ここでそれなりにこの編成を振り返りましょうかね。
何度も「ファン社員」の中から、この塗装に復刻させようとした動きもあったようですが、
現在の標準塗装にする(1987年頃からでしたっけ?)理由の中に、
「六甲事故からのイメージ払拭」の理由もあったように聞いています。
(表向きの理由としては「イメージチェンジと塗装コスト削減」でしたかね)
そして創立100年、110年でも復刻しなかったに、このタイミングで復刻したのも、
現在の山陽幹部社員の「英断」もあったのでしょう。確かに「復刻ヘッドマーク」効果もあって、
往時を懐かしむファンの方や、今しか知らないファンの心にも火をつけて、
注目も浴びてましたよね。
普段の日常の「幕回し」でも、完全ではなくても「イベント状態」の一部も見れました。
回し間違えて出た光景も今やご愛嬌。
ヘッドマークも徐々に並べていますが、
個人的にインパクトがあったのが・・・
昨年は「コロナ騒動」で完全中止になってしまった「たかさご万灯祭」の
ジャズトレインヘッドマークでしたが、
この3030Fに限っては、
塗装復刻前の2018年のジャズトレインになっていたことでしょうね。
まさかの「復刻塗装になったから2年連続登板」になった展開はびっくりしました。
「さくら」の2年連続登板は意外でした。
そんなこんなでいろいろ話題を振りまいて今日無事に?
きっちり「お医者さん(検修スタッフ)」も、運転台だけではなく、
客室にも添乗されていたのはびっくりでした。
何せ塗装復刻後、エアコントラブルをはじめ、大小結構トラブル起こして、
途中運用離脱もあったので、万全も期していたようです。
この3030Fの引退で、山陽の「デカパン編成」は姿を消してしまうことになります。
これも思い出になってしまいましたね。
あと、見えにくかったですが、中間車の「低屋根構造」の第3次車が、
3100Fの3619号と、3060Fの3506号を除いて、全車引退となります。
本当はもうちょっと手前で6013Fとの、最後の「ヘッドマーク並び」を期待しましたが、
実際は山陽塩屋で並んでました。
曇天でもささやかに絡めておくことにしました。
ほとんどを45㎞/hで走ったのだとか。
従来塗装時代の3030Fをイメージして中学生が描いたイラストも見送っていました。
このイラスト、いつまで残るんでしょうね?
3030号+3031号・・・1969(昭和44)年11月8日竣工。
3505号・・・1968(昭和43)年3月7日竣工。
3615号・・・1968(昭和43)年12月26日竣工。
運用離脱・・・2021年6月26日。
50年以上の長い活躍、本当にお疲れ様でした。
これで、程度の良かった車両がまた引退となりました。
乗務員時代の思い出としては、可もなく不可もなく、無難に扱えた車両でしたね。
本当にありがとうございました。
ほな! ドテテン!