こんにちは、今日は昼の1時間半のみ仕事が入り、ちょっとだけ仕事をしてきました。(仕事前にちょっと出かけていますが・・・w)
何も今日でなくても・・・と思ったのですが、今回の1時間半を出たことで累積残業時間が8時間になったので、平日に休みをとることにしました。(残業代を貰っても、私ではなく、給与で家に入ってしまうので、平日休みを選びましたw 嫁にバレたら怒られるかもw)
仕事から帰るとちょうど郵便局のバイクが我が家の前に止まっており、私宛のレターパックを手渡しされました。
先日、ブロいだレイルラウンジからのノスタルジック鉄道コレクション(以降:ノス鉄)のようです!
昨日の夕方に発送メールがあり、追跡では18時に埼玉県の郵便局で受け付けられていたので、週末を挟むから月曜以降と思っていました。しかし後からレターパックは土日祝でも配達と知りましたが、それでも日曜日だろうと思っていた中であり、ちょっと嬉しいハプニングでした。
ていうか・・・・日本郵便・・・スゴすぎです!夕方に受け付けた分でも翌日に届くのですから・・・しかも埼玉から大阪なのにw
早速、開けると小さめの箱二つに明細書!
今回は開封販売で狙った車両を購入しているので定価購入で且つ送料も発生してますw(それでも目当ての車両が出ずにいくつも買うこと考えると安いのではと思います。(詳しくはコチラ))
ノス鉄第一弾は2軸車両となっており、いつもの鉄コレより小さな箱です。(1/2よりちょっと大きいくらいでしょうか)
鉄コレのブラインド商品はいつもカラーで代表する車両がボックスアートになっており、今回のノス鉄は電気機関車で少なくともキワや客車ではないだろうな・・と思っていたところ、味わいのあるジオラマ的なイラストでした。
感じとしては非電化エリアっぽい感じであり、車両はディーゼル機関車と蓄電池機関車の重連に客車が2両描かれています。そしてそれ以外にはボンネットバスの後尾が描かれており、「ノスタルジー感」がプンプンしますw
箱の側面は2枚目の通り、N化走行に必要なパーツリストと、第一弾の車両リストがあり、パーツリストのちょっと空いたスペースに富井鉄道と富井化学(共に架空鉄道会社)の路線図が掲載されていました。しかし小さすぎて、眼鏡を上げても判別が難しかったw(多分ネットにもあると思うので、興味のある方はネットを参照しましょうw)
開封販売なので、注文先のレールラウンジさんで開封し、1枚目のようにラベリングされています。
中身はもちろん、ラベリング通りのキワ90で今回は登場時の茶色単色と塗り替え後のクリームと茶色のツートンです。ツートンだけでもよかったのですが、送料などを考えると、定価ですが、単色も逝っておきましたw
中身はシンプルで車両とN化走行パーツ換装の説明書のみですw
早速、車両を確認していきましょうw
前述の通り、左と上が登場時のキワ90でぶどう色の単色となっています。番号は「2」となっています。もう片方はクリームとぶどう色のツートンで番号は「1」(トップナンバーですw)
この車両は国鉄が昭和35年に「有蓋気動貨車」として試験的に新製されています。有蓋貨車(ワムやツムなど)にディーゼルエンジンと運転台(両運転台!)を付けたのが新ジャンルの「有蓋気動貨車」であり、しかも「〇〇からの改造」ではなく、「新製」です!
試験型なので形式番号は「90」番台が使用されています。キワ90⇒気動(キ)の有蓋車(ワ)で試験車両(90)となります。貨車ではないのでワムのように「ム」(14-16t)の重さ表記は入りません。キワ90はれっきとした気動車なのですw
エンジンはDMH17Cエンジンで180馬力の出力ですが、鉄道としてはかなり非力です・・・(キハ20にも使用されたエンジンです)
模型では2軸の間にエンジンが再現されています。
前面は独特な三枚窓で非貫通なっており、前後同じとなっていますので、車両間の行き来はできません。側面は貨車らしく横開きの荷物扉で、灯取り窓も付いています。車両の両サイドは運転台になるので、荷物は中央部分の荷物室に搭載し、7tほどの荷物が載せれたようです。
屋根上も十字型ベンチレーターが2個と丸形のベンチレーターっぽいものが1つ載っています。(丸いのは何でしょうかw)
そして今回は模型としてちょっと変わった感じがしたので、車両の裏側?もパチリw
2軸に番号はツートンが「ノ003」、茶色が「ノ004」となっていました。
ボディと床下を分離すると、ボディは普通に鉄コレで、ライトパーツも点灯はしませんがクリアとなっています。しかし床下は座席表現などは無く、穴が開いており、感じとしてはコキのような床下です。
さっそく、このキワ90をN化していきましょうw まずは茶色のキワ90をトレーラー化するので、KATOの中空銀車輪を用意しますw
床下からプラ車輪を外そうとすると、1枚目のように床下パーツがバラバラになりましたw どうやら中心の枠に車輪を置き、両サイドから台車パーツを挟み込むことで車輪を固定しているようです。そして床下中央部分にはDMH17Cエンジンをモールドした部品がついています。(EB10などはタンクパーツになっているようです)
さっそく中空車輪を車輪枠に・・・・・あれ?
KATO車輪の中空部分(黒いパーツ)がやや太いのか2枚目の左側に入れていますが・・・入りにくい・・・そして入っても転がりません・・・・これでは走行できません。
箱のパーツリストではキワ90は動力ユニットのみの紹介でトレーラーパーツは客車のみとなっていますw
どうしたものかと思いましたが、キハすきすき線区のパーツボックスには分解、改造、ジャンク購入で発生した車輪パーツが1枚目のようにあり、この中から同じ形状で、軸部分が細い目の車輪を選びました。
すると今回は引っ掛かりなく枠に入り、そして両横から台車パーツを装着することで車輪は床下に固定され、無事にトレーラー車化できました。
トレーラー車化したキワ90-2です。裏を見ると軸を固定する部分は全くないのですが、車輪横の台車パーツが車輪軸の両エンド(トゲになっている部分)をしっかりと固定しているので、車輪が脱落することはありません。
なので私は廃車部品を使用し、どこのメーカーかは不明ですが、TOMIXの直径5.6mmのギヤなし銀車輪で大丈夫かと思われます。(軸が細ければ問題ないようです。)
そしてもう片方のキワ90-1は動力化します。動力は今朝、いつものジョーシンでポイントを貰いつつ、購入しようと出かけましたが、ノス鉄は手つかずで10箱ありましたが、動力はありませんでしたw
昼から仕事なのであまり時間はなかったのですが、鉄摸愛好会のAさん行きつけのジョーシンへ行くことにしました。
日頃、Aさんが鉄コレを買うとキハN化パーツも併せて注文し、さらに・・・・・
Aさん:「鉄コレの○○を注文してきましたw 店には今回は売れるから動力やトレーラーパーツもしっかりと店頭に入れておくように言っておきました!」
と自分が注文する以外に店頭にはある程度、パーツ類も置くように店員さんにアドバイス(指導?!)されているのを以前に聞いていたので、ダメもとで行ってきました!
すると同じくノス鉄は手つかずの10箱在庫でしたが、動力コーナーにはちゃんと2軸車用「TM-TR07」が一つありました!!
ちゃんとこちらのジョーシンは一つだけですが、在庫していましたw 多分Aさんからの日頃のアドバイスが生きており、鉄コレ入荷時は動力などのパーツも少しは入れているのかもしれませんw
中身は2枚目の通り、本体と、台車パーツ、重りとなっており、今までの動力ユニットはこれ以外にスペーサーやカプラー、台車など色々とありましたが、これだけですw ちょっともの寂しいかもしれませんが、私的にはあっさりしていてよかったと思いますw
動力ユニットをネットではなく、敢えて店舗で買おうと思ったのが、ちょうどよいタイミングでジョーシンから召集令状が届き、さらにアプリでも来店ポイント付与に加えて、誕生月(7月)なので5%引きコード、バースディポイントなど追加され、動力ユニットの店頭価格は2640円ですが、5%引きで2508円となり、ポイントは合計819ポイントも頂けるからでしたw
ただ召集令状はちょっとグレードダウンしており、今までは2000円以上の購入で記念品プレゼントと2000円以上の購入で100P付与のクーポンがあったのですが、今回は1枚目のように2000円以上でどちらかを選ぶでした・・・
キハすきすき線区では嫁がすべての決定権を持っているので、まずはリラックマ(嫁が好き)の容器がいるかを嫁に確認し、今回は数日前に100円ショップで似たような容器を購入したとのことで・・・
嫁:「いらない・・・・ていうかもっと早く(5日前)に言ってよ!!そしたら買わんで、リラックマの・・・・」
と苦言を呈されましたが・・・・・召集令状が届いたのは2日前です・・・・無理ですぅ・・・・orz
と色々あった動力ユニット購入の道のりですが、実際の換装は・・・・
動力ユニットはノス鉄付属の説明書で説明されており、ノス鉄の床下から両サイドの台車、エンジンパーツを動力ユニットに装着するのみで、他の鉄コレのようにスペーサーなどの煩わしい作業はありません。
サクッと動力化が完了し、残パーツは床下車輪枠とプラ車輪が残りましたw
さっそく試験走行ですw
キワ90は試験的に2両のみ作られており、1,2で色が別々となっていますが、塗り替え時期の頃を再現しているのか、1号機をツートン化し、次は2号機を塗ろうか・・・といったタイミングかもしれません。
製作後は宮崎機関区の妻線で実験走行を行っています。このようにキワ90が重連することはなかったと思いますが、片方がトレーラー車なので・・・w
小さい動力ユニットですが、トコトコと走行してくれます。
やや動画では引っ掛かりを感じるかもしれませんが、こちらは重りを装着しておらず、試しに袋ごと重しを車体に入れると気持ちよくスムースに走行しました。後日、板鉛でも入れておこうと思います。(板鉛の方がバランスよく重心配分ができそうなのでw)
このキワ90ですが、走行動画では重連でしたが、実際は1枚目のように2軸貨車を2両牽くことを想定していました。しかしもともと非力な180馬力のエンジンでキワ90自体の重量と重たい2軸貨車2両に加えてそれぞれに荷物を搭載するとゆうに40t近くなり、同じエンジンを搭載したキハ20をも超える重さとなってしまいました。そうなるとちょっとした勾配でも減速してしまい、走行性能はまったく実用性がなく、さらに単行で走行する際もある程度荷物を載せないと空転が頻発してしまったことから、荷物が無い場合でも死重(重し)をわざわざ載せる必要があったようです・・・・・
結局、試験もそこそこにほとんど留置線で休んでいることが多く、さらに2枚目のように貨物列車の最後尾に緩急車として連結される始末でした・・・・
最終的には正式採用にはならず、この2両は昭和44年に2号機はキヤ90に改造され1号機は改造されることもなく昭和46年に廃車となりました。(2号機も有蓋部分の2/3(片方の運転台を含む)を撤去され、軽トラのような形になりましたが、使用時は運転手が必要と使い勝手が悪く、そのため最終的には速度抑制を行い、保線手でも運転できるようにヤ390へ改造され、最後は昭和59年に廃車となっています。)
国鉄では貨物輸送の合理化を目的に思い付き、試験車両として作成されたキワ90ですが、結局は荷物の積み下ろしは必要であり、そして最大の欠点は車両の小ささから非力なエンジンしか搭載できず、思っていた運用はできませんでした。ていうか普通にディーゼル機関車で貨車を牽いてればよかったのでは・・・・と誰も突っ込まなかったのでしょうかw
しかし試験で終わってしまったとはいえ、「走る貨車」(有蓋気動貨車)という新しいジャンルを切り開いたキワ90は私個人としては「天晴れ」な存在だったと思い、今回はノス鉄での製品化となりましたが、飛びつき、そして躊躇することなく、動力化しましたw
次回の鉄摸愛好会の走行会に持ちこんで、自慢してみようと思います。(多分、Aさんも買っていそうですがw)
でわでわ
今回の鉄コレ動力「TM-TR07」(2軸車用)ですが、なんか面白そうな予感がしますw
以前に津川洋行のNゲージ超小型動力ユニット「TU-9A」(詳しくはコチラ)をご紹介しましたが、正直、使い道が思いつきませんw(せいぜいデキ3の動力が故障した際の交換パーツ程度?)
しかしこのTR07はちょうどいい大きさですw 試しにポム1形に・・・・・・
走った!!!2軸貨車「ポム1形」が単行で!!!
ポムは陶器専用の有蓋貨車で貨車内には陶器を輸送する際の木製棚が設置されているのが特徴だそうです。
そのポム1が・・・・(笑) とネタ的な遊び方をしてしまいました。
今回はキワ90の台車パーツのままポン付けしているので、ボディに入りきらず、浮いた感じがしますが、台車パーツを少し削るとちゃんとユニットはボディに入りそうです。さすがにキワ90のパーツを削るわけにはいきませんが、動力ユニットに付属していた使わない台車パーツを削ればいけそうですw
といっても多分、これで満足したので、実際の作業はしないと思いますw
でわでわ