二種類のテープで簡単&完全な散光を狙ってしまおう! | 美軌模型店の待合室

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皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

棚ボタの153系をなんとなく整えよう!その17

 

さてさて

個人的にちょっぴり億劫なライト製作作業を終え、

いよいよ楽しい作業に帰ってきました(^^)

 

ライトにアクリル棒をくっつけて点灯させ、

2センチほど持ち上げて周りを暗くした図です。

なかなか均等に、明るく光ってますでしょう?(*^^*)

いやね、

ライトの回路を作るのだって

本当は達成感のある楽しい作業だと思うんです。

しかし、趣味と仕事が限りなく近いので

「ハンダ付けをしてライトを作る」という作業が

趣味に仕事が混同してきてしまって

いまいち趣味として気分転換になりにくい、

という、ごく個人的な事情があるというだけの話。

 

だから、以後も私はこのような場面において

面倒くさそうにする事も多々あるかと思いますが

皆様方におかれましては

是非とも楽しく作ってくださいね(^^)

 

では今日の工作です。

今回は、あとで分解する時の事も考え、

屋根板を外すときに気を遣わなくてもいいように

イス板に室内灯を乗せる形をとります。

 

ところが、

純正室内灯のように

板状のプリズムを天井側につけるのであれば

何も気にしなくてもいい箇所なんですけど

細い丸棒をプリズムにすると、

ご覧のようにデッキ仕切の真ん中に

棒が入り込んでしまうんですね。

ここに橋をかけて

アクリル棒を乗せるひと工夫が必要そうです。

 

どうしようかな、と思っているところに

ちょうど良い太さの、

細くて丈夫なものが目に留まりました。

 

回路を作るときに切り落とした

LEDの足です(^^ゞ

 

これをデッキ仕切のアタマに乗せれば

ちょうど良いスペーサーも兼ねて

アクリル棒の高さも適正になるに違いない、

と考えました。
捨てればゴミ、

捨てる前に使い道が見つかれば資源。

タダほど安いものはありません(笑)

 

で、ゴム系接着剤で

両側の仕切部分に接着したわけですが

これは製品の新旧の問題なのでしょうか、

まさかパンタの有無でイス板を変えている?

便所側の仕切が有るものと無いものがありました。

 

もちろん、無いよりは有った方が

見た目が良いに決まってますけど

もう気分は室内灯に夢中ですから

今から仕切を足そうという気分になりませんでした。

 

うん、

今頃気付くのが悪いですね。

フタをしてしまえばわからん、わからん(笑)

 

さらに、サハシは仕切が中央にあり、

両側の車端に安定して

アクリル棒を設置するのは難しそうです。

考え事に引っかかると進まないので

これは後回し、後回し。

 

一方サロはモハと同じように工作出来そうです。

まずはクハとサハシを除く5両をやっつけましょうか。

 

ライトユニットとアクリル棒の接合は

「マイラップ」、アルミ蒸着テープを使いました。

ここはLEDのお尻からすっぽり隠す形で

グルグル2~3巻きでガッチリ固定しました。

これにより、

LEDの中の発光体が直接見える事が無くなり、

光の偏りが大幅に低減されます。

 

そのままの状態で通電するとこんな感じです。

遮光性の強いテープを巻いた分、

LEDの真下は暗くなりますが、

気になるようなら少し溝を入れて

光を漏らしてやると簡単に解決できます。

で、このままではLEDの発した光は

アクリル棒の中を反射して終わりですから

棒の外に出してやる必要があるわけです。

 

もう何度も当ブログでご紹介してますね(^^)

ここで役に立つのが

「白いマスキングテープ」です!(^^)

今回は3mmの丸棒ですから

下半分に光を出してやれば良いでしょう。

まずは棒の長さに整えたマスキングテープを

5mm幅の帯に切ってから、

その対角線を結ぶ形で三角形を切ります。

 

光は面積に応じて出てくること、

そして、光源から遠くなるほど暗くなること。

 

この2要素をかけ合わせて、

細長いくさび形の、

太い方をLEDから遠い方にして

まっすぐテープが床側に向くように貼ります。

 

すると、

比例と比例のドッキングの結果

手前から奥まで均等に光るようになるわけです(^^)

この白テープによる光拡散を発見してから

ずっと四角いテープを小さく切り出して

それを貼る間隔を調整することで

光が均等になるように工夫してました。

 

明らかに、昔からの純正室内灯の

あのプリズムの構造の影響です。

例えばカトーであれば

光源から離れるのと比例して

下に向かって反射させる横向きのミゾの

間隔が詰まっていきますよね。

あの発想だったんです。

 

それがいつの日か、

長い三角形を貼れば

線グラフのように完全に面積が比例させられる上、

貼る作業が一回で済み、

かつ調整が全く必要なくなるという、

実用と手抜きの一挙両得であると判明したのでした。

 

いつからだったかなあ??

わりと最近だった気が・・・

 

↑こういう風だから、

やはりブログに書き記すのは大切なんですよね。

自分のしたことを覚えちゃいないし(笑)

 

ではまた明日(^^ゞ

いよいよ試験点灯が出来るかと思います。

 

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