基本に立ち返って室内灯回路を作ってみました | 美軌模型店の待合室

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皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。

 

棚ボタの153系をなんとなく整えよう!その16

 

さてこの二日間は

とりたててブログに書き記すような事もやっておらず

昭和30年代にタイムトリップした雑談を

つらつらと述べさせていただきましたが

 

自分がいつ何をやったのか、

次の車両に着手する頃には

記憶も遠のくお年頃になってしまったものですから

メモがてらに書き残します次第(笑)

 

今回使いますのは

「室内灯製作キット 白色」

です。

 

ここぞという時の室内灯には

時折物足りない事はあるものの

純正室内灯くらいの照らし具合でいいかな、

という場面では極めて使える点灯方式です(^^)

 

回路は非常に簡単です。

ここで秘伝の回路図をご覧に入れましょう。

ドーン。

これは確か、

砲弾型LEDの使い方をご質問いただいた時に

簡単なメモを書いて添付したものと記憶。

なんだか申し訳ないくらい粗末な図ですけど

本当にこれだけなんですよね(^^)

 

線から上がヘッド&テールライト、

下が今回作る「ブリッジダイオード」入りのものです。

LEDはプラスとマイナスの方向性が決まっていますので

それ自体が片方向に走る時だけ点いてくれるスグレモノ。

 

そのかわり、

室内灯や方向幕みたいに

前進時も後進時も点いてほしい時は

手前で整流しないといけないわけで

そこで役に立つのがブリッジダイオード、

整流器というわけです(^^)

 

では早速作っていきます。

当店で販売している

砲弾型LEDとブリッジダイオードは

足の規格を合わせてありますので

こうして重ねてやるとピッタリと位置が合います。

LEDは足の長い方にプラスの電気を流すと点灯します。

黒いブリッジダイオードの「+」の印の方に

長い方の足を合わせてハンダ付けしてしまいます。
 

続いて抵抗です。

抵抗はどこに入れてもOKですし

スペースの都合で離す場合もあると思います。

そこは自由に使えるのは便利です。

今回はこれも、ブリッジダイオードの足に

直接つけてしまいました。

 

うしろが長くなると邪魔になりますから

抵抗の足をS字に曲げて、

ブリッジダイオードと抵抗が横に並ぶ形にしました。

続いてリード線の取付です。

片手に線を持ち、片手にハンダごて、

となると、

こんどは回路のカタマリを持つ手はありませんから

テープで仮止めするなり、クリップで挟むなり

いろいろと保持の方法はありますけど

 

私はこんな感じで

ピンセットの根元に挟んでしまいます。

わりとしっかり挟めるし、すぐ脱着できるし

熱も吸収してくれるので便利です(^^)

 

片方のリード線は抵抗の足に、

もう片方はブリッジダイオードの足にハンダ付けして

回路の完成です。

 

テスト点灯。

簡単な回路ですから

間違える可能性は低いと思いますが

ハンダ付け不良は結構起こりがちです。

あれっ点かないな、と思ったら

ハンダの具合と回路を確認して直すのは

この段階ならラクチンです(^^)

 

今回の不良率?は8個中の1ヶ所でした。

無事にリカバリしたら作業完了です。

 

「きらめきライト ピコデュアル」も準備OK。

実はこれを作るのが何倍も大変なんですけど

それが私の社会的役割なので頑張ります(笑)

 

さてさて、

ここから先は何から手をつけてもいいわけですが

あとで先頭車の加工をたっぷり楽しみ、

それが出来た瞬間に走らせて遊んだら

さぞかし達成感とゴール感があるだろうな、

 

と思い、

中間車から室内灯の取付を済ませることにしました。

今回レンズとして用意するのは

3mm径のアクリル丸棒です。

私個人としましては、以前の実験の結果

断面積の大きい角棒の方が

端まで光を伝達しやすいようだ、

という結論を持っているのですが

 

それを言っていると

そのセオリーの発見前に買ってしまった

大量の丸棒が一生残ってしまうので

これを機にデッドストックを減らそうと考えた次第。

 

便所側に先程作ったライトユニットを仮置きして

残りの全長を測ってみたらちょうと11cmほど。

その長さにアクリル棒を切って用意します。

 

これはニッパーで切るのも意外とパワーが要るし

丸ノコで切るのも角度が決まらないし・・

という感じのシロモノですけど

実は、カッターでスジを入れて

エイッと曲げると簡単に折れるんです(^^)

そのかわり、

切断面が綺麗にまっすぐになるかと言うと

まったくその時の運次第ですから

正確に立った切断面が欲しい場合は

少し長めに切ってヤスリで仕上げると良いのですが

 

今回のような室内灯のレンズ用途であれば

そこまで気にする必要は全くないと思います。

 

そんな感じの、

この数日間の作業でした。

簡単だけど、時間はそれなりにかかるのであります。

 

今日の記事は、

工作に慣れた方には退屈かもしれませんが

まだチャレンジなさった事のない方に

少しでも安心して一歩を踏み出していただけたらな、

と思い、

初めて自分が作った時の気持ちを思い出しながら

ちょっと若返って?書いてみました。

 

明日は装着に取り掛かれると思います。

ではまた(^^ゞ

 

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