川崎鶴見鉄道録

川崎・鶴見界隈の鉄道に関するブログ

雨の丹波路で大サロを追いかける その2 初めての「大サロ」撮影遠征③

前の記事はこちら。 


前回に引き続き、城崎温泉開湯1300年記念の大サロを追いかけまわします。

梁瀬の陸橋を後にして、次なる撮影地候補だった八鹿~江原にある宿南信号場付近へと移動したのですが、思った以上に雑草がひどくて断念・・・。

そのため保険として目を付けていた稲葉川橋梁にて4発目の撮影をすることに。

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9711レ「サロンカーなにわ 城崎温泉開湯1300年」DD51 1192+5B 

通過時はカメラがダメージを受けそうな土砂降りとなったので、傘を脇に挟みながら流し撮りした結果、振りが足りずブレちゃいました。

まだまだ修行が足りませんなぁ・・・。

 

このあとは終点の城崎温泉へ追いかけたのですが、思ったよりも道の流れがよく玄武洞付近で追い越せたので、城崎温泉駅の手前の踏切でダメ押しの5発目。

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現着が超ギリギリだったので背景処理までは気が回りませんでしたが、往路唯一のストレート構図の編成写真が撮れてよかったです。

 

このあと特別列車は終点の城崎温泉駅へと到着し、豊岡駅に回送して明日の朝まで留置されることになっていました。

しかし城崎温泉駅構内の配線上の都合からか、城崎温泉駅で機回しが出来ないため豊岡駅にそのまま引き返すことが出来ず、一旦香住駅まで回送して機回しを行ったあと豊岡駅へ再び回送という変わった運転方法が取られていたので、その回送列車も抜かりなく撮影します。

 

そんなわけで城崎温泉駅の客扱い時間を利用して先回りし、城崎温泉街に架かる第一大谿川橋梁へと移動して6発目の撮影へ。

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回9511レ

綺麗な水鏡とはなりませんでしたが、これぞ城崎温泉って感じの風情あるカットになって満足であります。

ここでは群がる撮り鉄につられて、一般観光客の皆様もスマホを構えての大撮影会となりました(笑)

 

このあと大サロは香住駅から戻ってきますが、機回し作業を行うためか2時間以上開くので、その時間を利用して宿泊地である豊岡市へ戻って、レンタカーの返却とホテルへのチェックインを済ませます。

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GoToキャンペーン効果もあってかお安めだったのですが、まあまあいい宿でした。

 

ホテルに大荷物を置いて最小限の機材だけ携えて、豊岡駅から城崎温泉駅まで列車で移動します。

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山陰本線のタラコキハに乗るのは初めてかな?

しばし国鉄サウンドを堪能させていただきました。

 

香住駅からの戻し回送は、先ほどと同じく第一大谿川橋梁で撮影することにしましたが、通過時刻は19時近くなので11月上旬では当然ながら真っ暗。

どうやって撮るか考えながらウロウロしていると、ちょうどいい場所に往路のヘッドマークにも使われた、城崎温泉開湯1300年キャンペーンのシンボルを模した灯篭があったので、それと絡めてバルブすることにしました。

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回9512レ

露出が無いゆえのお遊びカットですが、後年振り返ると案外こういったカットのほうが記憶に残ってたりしますからね。

個人的にはなかなか気に入った1枚となりました。

 

 

これにて初日の追っかけ撮影は終了です。

当初の目論見よりも多く7発も撮影することが出来て、良き収穫を得られた1日となりました。

 

このあとは豊岡市のホテルへと戻りますが、せっかく関西有数の温泉街にやってきたので、城崎温泉をぷらぷら散策して湯に浸かることにします。