前回に続きまして貨車導入のお話。
当鉄道初のマイクロエース製品。
タキ9900 日本陸運産業㈱ 3両セット
またもやタキです(;^_^A
当鉄道はどうもタンク貨車が好まれていて種類が増えてます(^^ゞ
飯田線貨物列車を調べていた時、ED62形が牽引する黒タキ3~4両という短編成の石油輸送貨物がWEB上でアップされていました。
黒いタキ43000と並び異形タンク貨車が連結されていて渋いなと思い形式を調べたらタキ9900で、タイミング良くマイクロエースがタキ9900を発売したので導入してみたのでした。
本当はタキ43000を導入したかった所だったのですが、現在の市場で見つける事がなかなか難しく、メーカーの再販を待つも最新タンク貨車のタキ1000ばかりが発売され、古いタキ43000の再販は難しいかなと諦めてもましたので、タキ9900でも良いかなと妥協してもいます。
でも、タキ9900はこれまでの直線的なタンクのタキ3000等とは違う異径胴タンクとフレームレス構造で異様な雰囲気を醸し出していて、その後に登場するタキ43000やタキ1000が特徴とする曲線で膨らむタンクを直線で表現した元祖的な感じがイイです。
さて、色々なサイトで色々と言われるマイクロエース製品。
正直、私個人も今まで導入を避けてきたのですが貨車なら問題ないかなと思い導入を決行しました。
紙パッケージ
厚紙のケースで保護用のスポンジがシッカリしていて蓋にはマグネットが仕込まれています。
コストかけていて、車輌の出し入れがとてもし易いですね。
他社だと貨車のケースにはコストかけないので好印象です。
各車に違いがある
実車を再現されている様で「NRS」のロゴの位置、「日本陸運産業株式会社」の会社名の位置、スポーク車輪(プラハメ込み)かそうでない車輪、三車三様の細かい違いがありますね。
片エンド側の梯子部分も白が色差しされています。
印字もシッカリ
さて、当鉄道で他車と連結するためにいつものKATOカプラーへ交換します。
今回は車間短縮ナックルを装着してみます。
車間短縮ナックル装着
写真の通り、そのまま何もせず普通に装着するとナックルが上向きにズレてしまいます。
更にカプラーの動きも固定されてしまい動かないので改善のために下の様に加工しました。
上:ノーマル 下:加工
写真は分り難いですがカプラーの後ろ側(スプリングが当たる側)の上部をシャンクの高さ位までカットします。
上向きは修正出来た
若干ズレが有り位置の修正が必要ですが、今回はこれで良しとします。
アーノルドカプラー連結状態
車間短縮ナックル連結状態
随分と車間が縮まり良い感じになったと思います。
イイ膨らみ
導入して良かったと思います。
黒タンク車、そして異形なのが武骨でカッコいい。
他にも黒貨車を増やして繋げていきたいですね。
最後にタキ1000と比較。
タキ1000は容量確保のためか色々膨らんでいてずんぐりむっくり。
タキ9900がシャープに感じますねw