夜の長崎駅へ。豪華クルーズ列車「ななつ星 in 九州」【九州鉄道紀行⑥】 | 湘南軽便鉄道のブログ

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本ブログは鉄道・バス・船舶・航空機等について、記録も兼ねて記事掲載。

その他、5インチゲージ自家用乗用鉄道「湘南軽便鉄道」についても掲載。路線は湘南本線(ベランダ線・路程約0.01km)があったが現在廃止。新たな庭園鉄道敷設の構想中。

(前回記事の続き)


(ななつ星 in 九州   @長崎駅)




★過去記事↓↓↓




JR九州一のローカル線 「吉都線」から、 錦江湾沿いを走る「指宿枕崎線」へ【九州鉄道紀行④】 







鹿児島から長崎へ

JR九州新幹線の鹿児島中央駅
新幹線ホームは、在来線ホームと直角に位置する。

鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅18時07分発、 
JR九州新幹線 特急「さくら570号」乗車 ⇒ 
新鳥栖(しんとす)駅19時29分着
新鳥栖駅で新幹線からJR在来線に乗換えるが、乗換え連絡改札がなく、在来線に乗り換えるには、一旦改札の外に出る必要がある。





新鳥栖駅19時46分発、特急「かもめ41号」長崎行き(787系)に乗車し、夜の長崎本線を行く。

肥前山口(ひぜんやまぐち)駅に停車中のステンレス製415系1500番台電車

夜の静寂な地方駅

肥前山口で佐世保線が分岐する。


肥前鹿島(ひぜんかしま)駅で、885系白いかもめ車両を使用した、博多行き特急かもめ号と行き違う。
肥前鹿島を過ぎると、列車は延々と、夜の有明海の海岸線に沿って走る。
 


諫早(いさはや)駅から内陸部に入り、
終点の長崎(ながさき)駅、21時22分到着






夜の長崎駅

普通列車用の415系1500番台電車

415系1500番台は、415系のマイナーチェンジ車で、それまでの鋼鉄製からステンレス製に変わった。国鉄末期に誕生。

415系電車は、今ではJR九州だけに残る。南福岡車両区に所属。

長崎本線では、朝晩だけ僅かな運用に入る。


キハ220形気動車。JR大村線を中心に使用される。(※2021年(令和3年)3月11日、キハ200形、220形の運用終了)



YC1系気動車。長崎本線(長崎〜諫早間)、大村線等で使用される新型車両。
ディーゼル・エレクトリック方式(電気式気動車)と蓄電池を併用した車両。「YC」とは、やさしくて力持ち(Yasashikute Chikaramochi)の頭文字。

水戸岡鋭治氏デザインの新型車両。ドアの両脇には足元を照らすライトが設置されている。

前面にはたくさんのLEDライトで縁取られている。標識灯の補助的役割もあり、最前部の場合は白色、後部の場合は赤色になる。





ななつ星 in 九州

ちょうどこの日、豪華クルーズ列車「ななつ星 in 九州」が夜の長崎駅に現れる。(長崎駅停車時間︰20時19分頃〜22時30分頃、ただし、一旦ホームから離れる。)

行き止まりの高架駅である長崎駅5番線ホームに、推進運転(バック運転)で入線。

周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)、「ななつ星 in 九州」。
JR九州を代表する豪華クルーズ列車。工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザイン等を手掛けた代表列車。

「ななつ星 in 九州」仕様の、DF200形7000番台ディーゼル機関車。前面には、ダミーのグリルが取り付けられている。


専用のDF200形7000番台ディーゼル機関車1両が、77系客車7両を牽引。機関車と客車は、JR九州大分鉄道事業部大分車両センター所属。


古代漆色に金色ロゴやエンブレムの装飾


ラウンジカーの優しい灯りが洩れる。



1号車は、ラウンジカー「ブルームーン」

2020年春〜夏コース(1泊2日の旅)の1日目の夜。車内ではゲストがディナー後の寛ぎタイム。



塗装は、「古代漆」を基調とした光沢あるロイヤルワインレッド

サボは「博多→長崎→博多」

2号車は、ダイニングカー「木星(ジュピター)」

車内のテーブル上には、マスコットの「くろちゃん」


3号車〜6号車は、ゲストルーム「スイート」



扉の窓にはステンドガラスの装飾



鏡面のような塗装の車体

最後尾7号車は、ゲストルーム「DX(デラックス)スイート」




最後部の客室は大きな展望窓





22時30分頃、「ななつ星 in 九州」は、静かに長崎駅を発車



★動画(You Tube)↓↓↓ 


※2020年(令和2年)9月