(前回記事の続き)
(ななつ星 in 九州 @長崎駅)
鹿児島から長崎へ
JR九州新幹線の鹿児島中央駅
新幹線ホームは、在来線ホームと直角に位置する。
鹿児島中央(かごしまちゅうおう)駅18時07分発、
JR九州新幹線 特急「さくら570号」乗車 ⇒
新鳥栖(しんとす)駅19時29分着
新鳥栖駅で新幹線からJR在来線に乗換えるが、乗換え連絡改札がなく、在来線に乗り換えるには、一旦改札の外に出る必要がある。
新鳥栖駅19時46分発、特急「かもめ41号」長崎行き(787系)に乗車し、夜の長崎本線を行く。
肥前山口(ひぜんやまぐち)駅に停車中のステンレス製415系1500番台電車
肥前鹿島(ひぜんかしま)駅で、885系白いかもめ車両を使用した、博多行き特急かもめ号と行き違う。
肥前鹿島を過ぎると、列車は延々と、夜の有明海の海岸線に沿って走る。
諫早(いさはや)駅から内陸部に入り、
終点の長崎(ながさき)駅、21時22分到着
夜の長崎駅
普通列車用の415系1500番台電車
415系1500番台は、415系のマイナーチェンジ車で、それまでの鋼鉄製からステンレス製に変わった。国鉄末期に誕生。
415系電車は、今ではJR九州だけに残る。南福岡車両区に所属。
長崎本線では、朝晩だけ僅かな運用に入る。
キハ220形気動車。JR大村線を中心に使用される。(※2021年(令和3年)3月11日、キハ200形、220形の運用終了)
YC1系気動車。長崎本線(長崎〜諫早間)、大村線等で使用される新型車両。
ディーゼル・エレクトリック方式(電気式気動車)と蓄電池を併用した車両。「YC」とは、やさしくて力持ち(Yasashikute Chikaramochi)の頭文字。
水戸岡鋭治氏デザインの新型車両。ドアの両脇には足元を照らすライトが設置されている。
前面にはたくさんのLEDライトで縁取られている。標識灯の補助的役割もあり、最前部の場合は白色、後部の場合は赤色になる。
ななつ星 in 九州
ちょうどこの日、豪華クルーズ列車「ななつ星 in 九州」が夜の長崎駅に現れる。(長崎駅停車時間︰20時19分頃〜22時30分頃、ただし、一旦ホームから離れる。)
行き止まりの高架駅である長崎駅5番線ホームに、推進運転(バック運転)で入線。
周遊型臨時寝台列車(クルーズトレイン)、「ななつ星 in 九州」。
JR九州を代表する豪華クルーズ列車。工業デザイナーの水戸岡鋭治氏がデザイン等を手掛けた代表列車。
「ななつ星 in 九州」仕様の、DF200形7000番台ディーゼル機関車。前面には、ダミーのグリルが取り付けられている。
専用のDF200形7000番台ディーゼル機関車1両が、77系客車7両を牽引。機関車と客車は、JR九州大分鉄道事業部大分車両センター所属。
古代漆色に金色ロゴやエンブレムの装飾
ラウンジカーの優しい灯りが洩れる。
1号車は、ラウンジカー「ブルームーン」
2020年春〜夏コース(1泊2日の旅)の1日目の夜。車内ではゲストがディナー後の寛ぎタイム。
塗装は、「古代漆」を基調とした光沢あるロイヤルワインレッド
サボは「博多→長崎→博多」
2号車は、ダイニングカー「木星(ジュピター)」
車内のテーブル上には、マスコットの「くろちゃん」
★動画(You Tube)↓↓↓
※2020年(令和2年)9月