みなさまお久しぶりです。去年の11月26日以来の更新です。

「次回はタキ1900形の~。」と案内していましたが、表題のとおり、別の記事を書かせていただきます。

マイクロエース製のタキ1900形貨車のレビュー記事は別の機会で紹介しますのでよろしくお願いしますm

(_ _)m

 

 

 

 今日は近所を通る貨物線に新型ディーゼル機関車が通過すると聞き、沿線へ訪れてみました!

天気は一面の曇り空で北行きの列車を狙ったのですが、面落ちの心配することなく撮影へ急行(笑)

動画撮影のためにスマホをセットしたところ警音器が鳴り始め、その姿を認識できました。

 

(東海道支線・名古屋港線 8661列車 DD200-9)

 

それは、HD300形にそっくりなDD200形電気式ディーゼル機関車です!

試作機である901号機を3年前に無動力回送されているところを撮影していましたが、機関&電動機を回して走っている姿を見るのは今回が初!!

一番の特徴は静粛性です。エンジンを必要以上に回す必要がないことと、台車がDE10形よりも構造がいいのかジョイント部通過時の音が低減されており、全体的に静かな印象です!

DE10形の独特な3軸台車に噴煙を上げながら加速する雄姿もいいですが、DD200形はおしとやかでどこか可愛げがあります(笑)

最後までお読みいただきありがとうございました。

 

 

 

 

☆JR貨物 DD200形電気式ディーゼル機関車の解説☆

 DD200形は製造から40年以上になるDE10形等の国鉄型丙線向けディーゼル機関車の置き換えを目的に開発している機関車。

DF200形で実績のある電気式を採用。ディーゼルエンジンで電気を発生させて、その電気をもとに電動機を回す仕組みとなっており、複雑な変速機(トランスミッション)が不要なため保守性に優れ、液体式変速機(トルクコンバータ)による伝達ロスも低減できるため、燃費が良くなり、より環境にやさしい車両に仕上がっています。車両性能も向上しており、最高速度が110km/hまで出すことができます。

 HD300形ハイブリット式ディーゼル機関車との決定的な違いは、本務機として本線を走行できる点です。DD200形はDE10形が走行していた線区を走ることができるように開発されています。そのため、軸重(一つの車軸がレールに当たる重量)を抑えるために、走行用蓄電池を省略しています。そのため、内燃車の入線が不可能な路線以外(青函トンネル等)はどの線区でも入線が可能な設計になっています。

 使い勝手のよい機関車からか、水島臨海鉄道や京葉臨海鉄道、さらにはJR九州も導入し始め、ここ1,2年で約20両も製造されています。

 

(※この解説での不足している説明はWikipediaで読むと大体は補えます。)