皆様こんにちは。
毎度おなじみ美軌模型店です。
153系の進捗状況・・
今日は
「きらめきライト ピコデュアル」を作りました。
以上です(笑)
これではブログに書き留める事はありませんので
ここ数日分のヘッドマーク製作作業をまとめてみましょう。
先日、白黒写真しか残存しない、
もしくは私が発見出来ていないものに関しては
完全な状態でなくとも
その列車にヘッドマークが掲出されていた事実を
模型でも再現出来る方が楽しいに違いない、
という理由で
多少の創作はコミコミとすると申しましたが
その後、カラーのあるもの無いもの
色々と作ってみました。
まずは釧路と根室標津を結んだ
準急「らうす」
これは完全にトレース出来ましたので
安心してご利用いただけます(笑)
そういう意味では、
モノが現存しているというのは
やはり有難いことです。
色を知っていれば、
その後に見る白黒写真も
また違った目で見る事が出来ますもんね(^^)
続いて「ニセコ」。
今でもカラーで皆様の印象に残っているのは
14系テールマークのアレかもしれませんね。
それゆえに、このデザインを見ると
10系からキハ21、蒸機の時代に
ついつい思いを馳せてしまいます。
ちなみにこちらも「本物カラ-リング」です。
では、これは??
迷いますねえ。
ニセコと同じではないのは
色の濃淡で一目してわかるのですが
観光客に北海道らしさをイメージさせる色といえば
赤青黄色よりも、やはり緑の大地の感じかなあと。
そういえばマイクロエースのED76-500の
オマケのヘッドマークに観光号がついていたような。
あれは確か黄色基調だったような。
あとで掘り起こしてみようかな?
ちなみに字体が明朝なのは本物通りですけど
何故か昔のドキュメント映画のタイトルみたいで
何故か明るい印象とは言いにくいですね(笑)
では、北の大地はこれくらいにして
津軽海峡を渡ってしまいましょう!
トップを飾るのは・・
何でもいいのですが
色がわかっているものから行きましょうか(^^)
福島-盛岡からスタートして
最終的には郡山-青森のロングランとなって活躍した
準急「やまびこ」
キハ55系に誇らしく掲げられたこれは
ホーローに塗られたようなタイプではなく
特急列車のヘッドマークと同様に
金属の磨き出しが多用された美しいものでした。
「やまびこ」の字体はトレースです。
なんともタマランですね(*^^*)
字体といえば、
こんなのもなかなかです。
これは、色使いは推定です。
どの色系でも似合いそうですが
海をイメージさせるとしたらやっぱり青、
想像されるこの濃さの色違いの文字は赤かなあと。
盛岡-久慈間準急「うみねこ」
昭和30年代といえば、ちょうど2まわり前。
私たちの祖父の世代が世の中の中心だった時代です。
ファッションセンスは輪廻するのは有名な話ですが
こういったデザインセンスはどうなんでしょうね?
こうしたフォントひとつに
なんとも言えぬ魅力を感じるのは
私だけでしょうか?(^^)
こちらもなかなか。
見慣れた国鉄らしい字体の初代「くりこま」は
多層建てでタッグを組んで仙台と青森を結んだ準急、
仙台から大船渡線で盛まで行った「むろね」は
うって変わってかなり個性的な文字ですね!
東北本線から三陸方面といえば
外せないのがこの2列車。
上りと下り、というか
右回りと左回りで列車名が違っていた
伝説に残るような循環列車が
盛岡-花巻-釜石-盛岡
そして
盛岡-釜石-花巻-盛岡
と、まさに文字通り走り「回った」
準急時代の「五葉」
これも白黒写真のみ現存のものです。
いろいろ調べてみたところ
グーグルマップのポインターみたいな(笑)
このしずく形のマークは
松の葉を図案化したものと推定、
写真から濃い色と判断できたので
ここは濃緑色としてみました。
背景色は何パターンか考えられましたが
自然の景色をモチーフとしたデザインが多く、
青基調が増えやすいという勝手な事情を鑑み(笑)
黄色ベースとしてみた次第。
そうなると、「五葉」があって
「そとやま」はヘッドマークは無かったのか?
そう疑問に思っていたところ、
手元に資料には無かった「そとやま」の写真が
なんと全く違うキーワードでネットをウロついていたら
奇跡的に一枚写真があったのでした!
但し、マークはかなり小さく、
文字を視認するのが精いっぱい。
ギリギリ見えなくもないシルエットを想像しつつ
まるで目を細めてモザイクを脳内消去するかのごとく
(↑世代がバレる。笑)
何とかそれらしく、色もそれらしくしたのがこちら。
字体までもかなりの推測に基づいてますので
デザインは正確に再現している他のものに比べると
フリーランス度はかなり高いんです。
しかし考えてもみて下さい、
今回の私の作業の目的は
Nゲージ向けのヘッドマークを作る事。
3.5mmのマルの中の、高さ1mm強の文字ですから
つけて走っていた証拠写真のある列車、
文字やデザインの違いにこだわってボツにするよりは
やっぱりこれでも、あった方がいいと思うんです(^^)
さらにもうひとつ、
別の方向性で迷うものもありました。
こちらは横黒線=北上線経由で
仙台と青森を結んだ初代DC急行「あけぼの」
実物の写真を見ると、
文字やこの稲妻マーク?のようなものは
明らかに金属を磨き出しており、
そのベースの丸はというと
どうにも鋳物か彫り物のゴツゴツした感じにしか
私の目には感じられなくなったんです。
地色と文字のコントラストは低く、
塗装するならもっと目立たせるよな、
とも思いました。
その上で、夜明けを感じさせる色とは??
意外と、薄紫などは合いそうですが
金属の地色を活かしていたとしても
不思議は無いんですよね。
よって現状はグレーで陰影をつけてみました。
この先、なにも手掛かりが無かったら
このまま行くのもアリな気がします。
なんだか、これはこれでシブく見えたりして
本人としては存外に気に入ったのですが
はたして正解はどうなのか。
どんな色だったのか見覚えのある方、
おられましたら是非ご教示ください。
(*^^*) m(__)m
明日は室内灯回路を作るので
153系の話は明後日あたりでしょうかね。
では、続きはまた明日(^^ゞ
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